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またこの海岸線部分については本来、[[韓国併合|日本統治時代]]に現在[[朝鮮民主主義人民共和国]](北朝鮮)の施政下にある[[元山市|元山]]から[[釜山広域市|釜山]]の間を結ぶ[[東海線]]の一部として建設が進められる予定であった。しかし、両側の一部区間が[[東海北部線]]・[[東海南部線]]として建設されただけで[[終戦]]を迎え、その後の南北分断によって工事が中断されていたのを、[[大韓民国]](韓国)政府によって自国施政下の路線と結べるこの区間に関してのみ、工事を再開させて開通させたものである。[[1974年]]までは江陵から少し先の[[鏡浦台駅]]まで線路が延びていた。風光明媚な区間であるため、[[韓国ドラマ|ドラマ]]『[[砂時計 (1995年のテレビドラマ)|砂時計]]』などでの撮影にも使用されている。
 
現在、旅客列車は[[ムグンファ号]]のみの運転である。江陵駅を発着する嶺東線を通る旅客列車の多くは[[栢山駅 (江原道)|栢山駅]]から[[太白線]]、ついで[[中央線 (韓国)|中央線]]に乗り入れ[[ソウル特別市]]にある[[清凉里駅]]を[[ターミナル駅]]としている。しかし一方でこのため線を走破した後栢山 - [[栄州駅|栄州]]間の本数は僅少であるが、栄州駅から中央線に乗り入れ[[大邱線]]経由で[[東大邱駅]]に乗り入れ発着となる列車も少ないながらも毎日運転されており、いる。その他に週末を中心に中央線[[東海線]]経由[[釜田駅 (韓国鉄道公社)|釜田]]行き、栄州駅から[[慶北線]][[京釜線]]経由[[釜山駅|釜山]]行き(週末のみ)も設定され更には桶里駅から太白線、中央線、忠北線、京釜線、[[湖南線]]、[[光州線]]経由[[光州駅|光州]]行きなど、本数は少ないながらも実に多彩な長距離列車が運行されており、江陵からソウル、[[釜山広域市|釜山]]、[[での東大邱広域市|大邱]]、[[大田広域市|大田]]、[[光州広域市|光州]]、[[蔚山広域市|蔚山]]と、仁川を除く韓国の特別市及び広域市全てに直通列車が設定されていることとなる。また、この他に清凉里 - 江陵間の[[夜行列車汾川駅|汾川]]が1往復、それに[[貨物間区間列車]](週末のみ)多く設定されている。
 
他に特定日には観光列車「[[白頭大幹峡谷列車|V-train]]」「[[中部内陸循環列車|O-train]]」「[[海列車]]」も運行されている。
 
[[2005年]]に全区間の電化が完成し、東海駅で機関車を付け替えることなく直通できるようになった。
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将来的には、[[ロシア|ロシア連邦]]などが推し進めている[[シベリア鉄道]]と接続して韓国・日本からの貨物輸送ルートを形成する「シベリア・ランドブリッジ」の計画に基づき、東海線を全通させる事が南北会議で合意されている。そのため、江陵駅から北朝鮮統治下にある金剛山青年駅までの区間を結ぶ東海北部線の敷設・復旧工事と、東海駅から南下して[[浦項駅]]までを結ぶ路線の敷設が行われることになる。
 
[[2017年]][[12月22日]]開業のKTX[[京江線]]工事に伴い、[[2014年]][[9月15日]]より江陵駅の営業が休止され、2018年7月17日まで、旅客列車は[[正東津駅]]、貨物列車は[[安仁駅]]までの運行となっていた。その後嶺東線列車の江陵駅乗り入れ再開に先立ち、京江線と嶺東線の合流点に[[清凉信号所]]が新設され、両線の重複区間とされていた清凉信号所 - 江陵駅間は京江線の単独区間に変更されたため、線路名称上の嶺東線の終点は江陵駅から清凉信号所に改められた。
 
=== 山越え区間 ===