「酉陽雑俎」の版間の差分
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書名の「酉陽(ゆうよう)」は、[[沅陵県]]にある小酉山の麓に、書1,000巻を秘蔵した穴が存在するという伝承に則っている。内容は、[[神仙]]や仏[[菩薩]]、人鬼より、怪奇な事件や事物、風俗、さらには動植物に及ぶ諸事万般にわたって、異事を記しており、中国の[[小説]]あるいは随筆中においてその広範さは一、二を争う。[[魯迅]]の愛読書であり、[[南方熊楠]]が、[[ガイウス・プリニウス・セクンドゥス|プリニウス]]の『[[博物誌]]』と名を比した書としても知られる。
[[インド]]や[[ペルシア]]などの海外に関する
テキストの伝世に関しては、不明な点が多く、後集10巻の中には、[[明]]代の遺文を蒐集した部分が少なからず含まれるとされる。
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