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Barthoryy (会話 | 投稿記録)
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[[画像:Samurai_wearing_kusari_katabira_(chain_armor).jpg|thumb|180px|right|[[侍]]と薙刀(1870年)]]
[[画像:Kyujutsu10.jpg|thumb|250px|『平治物語絵巻』([[ボストン美術館]]蔵)に描かれた[[鎌倉時代]]の[[武士]]。薙刀を持つ武者が描写されている]]
薙刀が誕生した過程については研究が進められていないために未だにはっきりとは判明していないが、単純により間合いを大きく取れる[[太刀]]を求めた結果柄が自然と長くなったものだとする説から、[[奈良時代]]後期から[[鎌倉時代]]にかけて「[[手鉾]](てほこ<ref>「てぼこ」とも読む。</ref>)」と呼ばれる、一[[尺]](約30cm)から二尺(約60cm)程の刀身を比較的短い<ref>刀身の長さと同程度。</ref>柄に嵌めて用いる柄武器が存在しており、これが改良されたものが薙刀であるという説(→[[槍#.E6.A7.8D.E5.8F.8A.E3.81.B3.E9.95.B7.E6.9F.84.E6.AD.A6.E5.99.A8.E3.81.AE.E5.88.86.E9.A1.9E|槍の分類]]:[[槍#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E3.81.AE.E6.A7.8D.E5.8F.8A.E3.81.B3.E9.95.B7.E6.9F.84.E6.AD.A6.E5.99.A8.E3.83.BB.E6.8D.95.E5.85.B7|手鉾]]の項も参照)、また、{{独自研究範囲|date=2015年7月21日|[[中国大陸|大陸]]に渡って[[仏教]]を学んだ[[僧]]によって[[中国]]の長柄武器である[[大刀 (中国の武器)|大刀]]が伝えられ、これに倣って日本で作られたものが[[奈良時代]]から[[平安時代]]にかけて寺院の守護のために[[僧兵]]の武器として広く用いられており、これが薙刀の発祥であるという説もあり}}など、その起源と発達過程については諸説存在する。
 
日本において[[武士]]の主な戦闘方法は遠距離から[[騎兵#日本における騎兵|馬上]]で[[和弓|弓]]を射ることであったが、[[名乗り]]を上げて[[一騎討ち]]を行う際には手持ちの武器による[[白兵戦|接近戦]]も行われた。やがて、戦闘方法の変化から徒戦(かちいくさ<ref>徒歩で行う戦闘。</ref>)という概念が一般化すると、薙刀は武士から[[足軽]]まで広く用いられる主武器となった。