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*EIN(TM)プロジェクト(アインプロジェクト<ref name=OF9602_36>『Oh!FM TOWNS』1996年2月号、36頁。</ref>) - 晩年に起こった、Towns Shell用の自作EXG形式アプリケーションを独自に標準化するプロジェクト。富士通内部の有志から始まった<ref name=OF9602_36 />。EIN(TM)とは[[再帰的頭字語]]による命名であり、Ein Is Not Towns Menuの略である<ref name=OF9602_36 />。
*[[TEO -もうひとつの地球-]] - 仮想生物フィンフィンと対話するソフト。Windows用も発売された。また、富士通と[[ハドソン]]の共同開発により[[NINTENDO64]]用「Teo [[64DD]](仮称)」の発売が予定されていた<ref>[http://www.ign.com/articles/1998/01/02/teo TEO]、[[IGN]]、1998年1月2日。</ref>が開発中止になった。
*フリーソフトウェアコレクション(フリコレ<ref>[http://mjkozou.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/103_fmtowns_fre_207a.html ボクラのカケラ .103 "FM-TOWNS フリコレ(Free Software Collection)"。]、アルマジロ・ヴギ (armadillo boogie) written by [[石切山英詔|M.J.KOZOU]]、2008年8月19日。</ref>、FSWC) - TOWNSで動作する[[フリーソフトウェア]]をまとめて実費配布した[[オムニバス]]CD-ROM。No.11まで作られ、その他フリコレMARTYとフリコレSSSがある。No.1~3は「[[フリーウェア]]コレクション」(FWC)だったがNo.4以降名称変更された。名称変更の理由は商標の関係とされている<ref name=OF9502_27>『Oh!FM TOWNS』1995年2月号、27頁。</ref>。No.1(1989年10月発表)は市販されず、当時富士通にユーザー登録したFM TOWNS購入者(アンケートに答えた者)と『[[週刊アスキー|EYE-COM]]』創刊号の読者プレゼントで配布された<ref name=OF9502_27 />。No.2は発行数が最も少なく短期で発売終了したため入手困難である<ref name=OF9502_27 />。プラットフォームがFM TOWNS限定ながら、『[[マイコンBASICマガジン]]』の「スーパーソフト・ホット・インフォメーション」のパソコンゲーム売上ランキングでたびたびランクインした{{Refnest|group="注"|1994年4月号でNo.7が8位<ref>「今月の売れ筋パソコン・ゲームHOT 30」『マイコンBASICマガジン』1994年4月号、付録2頁。</ref>、1994年9月号でNo.8が10位<ref>「今月の売れ筋パソコン・ゲームHOT 30」『マイコンBASICマガジン』1994年9月号、付録2頁。</ref>、1995年3月号でNo.9が12位<ref>「今月の売れ筋パソコン・ゲームHOT 30」『マイコンBASICマガジン』1995年3月号、付録2頁。</ref>、1995年9月号でNo.10が6位<ref>「今月の売れ筋パソコン・ゲームHOT 30」『マイコンBASICマガジン』1995年9月号、付録2頁。</ref>。}}。『Oh!FM TOWNS』1994年8月号のアンケートの集計結果によるとFM TOWNSユーザーの所有率は以下の通りであった。No.1:11.6%、No.2:12.6%、No.3:25.8%,No.4:44.9%、No.5:53.1%、No.6:63.0%、No.7:67.6%、No.8:43.8%、一つもなし:0.3%(調査当時はNo.8が最新版)<ref name="oft_9412_64" />。フリコレSSSは秀和システム発行の書籍「FMTOWNSフリーソフトウェア入門キット」に添付されたCD-ROM。
*High C Compiler - MetaWare社のCコンパイラに、FM TOWNS固有のAPIライブラリを組み合わせた純正開発環境。F-BASIC386などと異なり、ビジュアル開発環境ではないため、コマンドライン環境が必要(なくても標準出力のメッセージが読めないだけで、コンパイルやリンク自体はできる)。コンパイラやリンカは、MS-DOS(x86)汎用の16ビット版とRUN386必須の32ビット版の実行プログラムが同梱されている。16ビット版は、コンパイルやリンク時に、16ビットDOSのメモリ空間(富士通版は768KB)の制約を受けるため、巨大なソースのコンパイルで劇的に処理速度が低下するが、32ビット版は、プロテクトモードで動作し、搭載メモリが全て使えるために、より処理が高速である。アセンブラ、ライブラリアンは含まれていない。従って、自前のライブラリなどは作れない。当初はリンカまで含まれていなかったので、実行ファイルを作るのにも386|ASM TOOL KITを必要とし、この定価設定(8万円+4万円=合計12万円、税抜)がFM TOWNSのフリーソフトの発展を阻害したと言う者は多い。GUIキットは当初含まれていなかったが、その後標準GUIライブラリを含むオプション販売だった各種ライブラリをバンドルしマニュアルを電子化して値段を据え置いた「High C Compiler マルチメディアキット」、加えてソースレベルデバッガをバンドルした「High C Compiler マルチメディア開発キット」が発売された。後継ソフトとしてC++に対応した「High C Compiler マルチメディア開発キット V3.2」が発売されたが、定価15万円(税抜)と高価なものであった。
*386|ASM TOOL KIT - 純正のアセンブラ環境。High Cと同様に、コマンドライン環境向けのツール群。当初、High C Compilerとの併用を前提としていながら、定価8万円(税抜)と非常に高価であった。