「エルギン・マーブル」の版間の差分

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・[[ヨハン・ヨアヒム・ヴィンケルマン]]などが'''彩色が施されていたことを知りながら'''ギリシャ文明は白と主張したこと。
 
[[ヴィクトリア朝]]のころから白が「純潔の象徴」として流行したこと。
 
これら複数の原因が複合して上記の彫刻への洗浄作業も、博物館に来る大衆に迎合するために「もっと白く(get it whiter)」するように大英博物館のスポンサーで美術収集家・画商の[[:w:Joseph Duveen, 1st Baron Duveen|初代デュヴィーン男爵ジョゼフ・デュヴィーン]]が命じたためだといわれ<ref>[http://www.nhk.or.jp/britishmuseum/ 「NHKスペシャル知られざる大英博物館―第2集古代ギリシャ“白い”文明の真実」]、[[2012年]][[7月1日]]21時放送</ref>、結果として大スキャンダルとなった。同様の「洗浄」は同時期に世界中の他のギリシャ彫刻に対しても行われたとされる。この事件はエルギン・マーブル返還を求めるギリシャ側の反発を一層増す要因となっている。