「ボウリング」の版間の差分

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=== ピン ===
[[ファイル:BowlingR.jpg|thumb|ピン]]
: レーンの先に設置された棒状のもの。手前からピラミッド状に10本設置される。ピンには位置により番号が付けられており、投球者からみて最も手前の先端に当たるピンが1番ピン、以下、2列目左から右へ2番、3番、3列目左から右へ4 - 6番、最終列左から右へ7 - 10番ピンである。この呼び方は、右投げ・左投げに関係なく共通である。1番ピンを「ヘッドピン(またはヘッド)」、5番ピンを「キングピン」、10番ピンを「テンピン」と呼ぶことが多い。
* 中に重量調整のため空洞が設けてあり、これによりボールが当たったときに爽快な音が出る。
* 材質:[[楓]]
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* 最大径:12.1 cm (世界共通の大きさ)
* 重さ:約 1.6 kg (1,417 g 以上 1,644 g 以下、10本のピンの重さの差は 113 g を超えてはいけない。ピンはボールなどの摩擦で磨耗し、重さが減ることがある)
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--><div style="text-align:center; width:7em; margin-left:1em; font-weight:bold; float:right; clear:right"><!--
--><div style="background:#fd3">ピンの並び方</div><!--
--><div style="background:#a83; color:#fff;">7 8 9 10<br />4 5 6<br />2 3<br />1</div><!--
--></div>
* ピン位置による呼称 : [[#特殊な残り方の呼び名]]も参照のこと。
:** ヘッドピン - 投球者から見て一番手前にある1番ピンのこと。ストライクを狙う場合の目印となる。
:** キングピン - ピンを正三角形に並べたとき、その中央にある5番ピンのこと。周囲を他のピンに囲まれているので、側近に守られた王のイメージから名づけられた。
:** キーピン - スペアを取る際に最初にボールが当たるピンのこと。一番手前のピン。
 
=== ボール ===
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* コア:ボール内部の高比重の部分。本来は重量調整のためのものだが、バランス効果を得るため様々な形状や比重のものが使われる。従来は、ほとんど全てが軸対称だったが、1990年代後半から非対称コアを持つボールが次々に発売され、1つの流行になっている。非対称コアの持つ効果はマスバイアス(提唱者である M. ピネルの造語)と呼ばれるが、その有効な利用方法はまだ確立されておらず、力学的な解明が待たれる。
* ウェイトブロック:コアとは別に、バランス効果を得る目的でボール内部に埋め込まれた高比重の部分。ウェイトブロックによりバランス効果を得るタイプは1980年代のボールによく見られたが、現在のボールの大半はコアが変形してウェイトブロックの役割を兼ねるタイプであり、安価なポリエステルボールなどに使われるのみとなっている。
 
* 穴 : 現在のボウリングに用いられるボールには通常3つの穴があり、[[親指]]、[[中指]]、[[薬指]]でグリップするのが一般的。子供用のボールなど、5つの指穴が開けられているものもある。昔は2つ穴であった。なおボールには指穴(最大5つ)、空気穴(各指穴に最大1つ)の他に、バランスホールと呼ばれるエクストラホールを最大1つ空けることがルール上許されている。個人用のボールを一般に'''マイボール'''、ボウリング場にあるボールを'''ハウスボール'''と呼び、区別される。
 
* その他 : 個人用のボールを一般に'''マイボール'''、ボウリング場にあるボールを'''ハウスボール'''と呼び、区別される。
** マイボール(和製英語)
**: 個人用に準備され、通常は個人が購入して所有するボールのこと。重量はもちろん、各指穴の大きさ、各指穴の角度(ピッチ)、指穴間の距離(スパン)等、ボウラー個々の手に合わせてドリルされる。様々な特色を持ったボールが市場に流通しており、ボールを複数個準備して用途(練習用や試合用、またレーンコンディション別など)によって使い分けることも多い。
** ハウスボール
**: ボウリング場に準備されているボールのこと。通常ボールラックに置かれており、追加料金無しで貸し出される(ゲーム代などのボウリング施設の利用料を払っていれば自由に選んで使うことができ、ゲーム途中のボール交換も自由)。多くの人の手に合うようにドリルされているが、逆に言えば誰の手にも完全には合わないと言える。右投げ用、左投げ用の区別すらされていない場合が多い。競技ボウリングを志す場合は、マイボールを所有することが望ましい。
 
=== ピンセッター ===
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: ピンデッキと、その左右の[[#ガター|ガター]]に残ったピンやボールをクリアするのが主目的だが、それ以外にもボウラーにピンの再セット作業中であることを視覚的に示し、レーキが上がるまでは投球を抑止させる目的もある。またレーキにはピンセッターのメーカー銘や会場であるボウリング場の名前等が大書されており、テレビ放映される大会では絶好の広告になっている。
; ボール
: 現在のボウリングに用いられるボールには通常3つの穴があり、[[親指]]、[[中指]]、[[薬指]]でグリップするのが一般的。子供用のボールなど、5つの指穴が開けられているものもある。昔は2つ穴であった。なおボールには指穴(最大5つ)、空気穴(各指穴に最大1つ)の他に、バランスホールと呼ばれるエクストラホールを最大1つ空けることがルール上許されている。個人用のボールを一般に'''マイボール'''、ボウリング場にあるボールを'''ハウスボール'''と呼び、区別される。
; マイボール(和製英語)
: 個人用に準備され、通常は個人が購入して所有するボールのこと。重量はもちろん、各指穴の大きさ、各指穴の角度(ピッチ)、指穴間の距離(スパン)等、ボウラー個々の手に合わせてドリルされる。様々な特色を持ったボールが市場に流通しており、ボールを複数個準備して用途(練習用や試合用、またレーンコンディション別など)によって使い分けることも多い。
; ハウスボール
: [[#ボール]]を参照のこと。
: ボウリング場に準備されているボールのこと。通常ボールラックに置かれており、追加料金無しで貸し出される(ゲーム代などのボウリング施設の利用料を払っていれば自由に選んで使うことができ、ゲーム途中のボール交換も自由)。多くの人の手に合うようにドリルされているが、逆に言えば誰の手にも完全には合わないと言える。右投げ用、左投げ用の区別すらされていない場合が多い。競技ボウリングを志す場合は、マイボールを所有することが望ましい。
; ピン<!--
--><div style="text-align:center; width:7em; margin-left:1em; font-weight:bold; float:right; clear:right"><!--
--><div style="background:#fd3">ピンの並び方</div><!--
--><div style="background:#a83; color:#fff;">7 8 9 10<br />4 5 6<br />2 3<br />1</div><!--
--></div>
: レーンの先に設置された棒状のもの。手前からピラミッド状に10本設置される。ピンには位置により番号が付けられており、投球者からみて最も手前の先端に当たるピンが1番ピン、以下、2列目左から右へ2番、3番、3列目左から右へ4 - 6番、最終列左から右へ7 - 10番ピンである。この呼び方は、右投げ・左投げに関係なく共通である。1番ピンを「ヘッドピン(またはヘッド)」、5番ピンを「キングピン」、10番ピンを「テンピン」と呼ぶことが多い。
; ヘッドピン
: 投球者から見て一番手前にある1番ピンのこと。ストライクを狙う場合の目印となる。
; キングピン
: ピンを正三角形に並べたとき、その中央にある5番ピンのこと。周囲を他のピンに囲まれているので、側近に守られた王のイメージから名づけられた。
; キーピン
: [[#ピン]]を参照のこと。
: スペアを取る際に最初にボールが当たるピンのこと。一番手前のピン。
; ポケット
: 1番ピンと3番ピン(左投げなら2番ピン)の間(右投げの場合は右から17枚目の板目)のことで、ここにボールを入れるとストライクを取りやすい。ポケットにぴったりボールが入ると「ジャストポケット」と呼ぶことがある。1番ピン寄りなら「厚い」、3番ピン(または2番ピン)寄りなら「薄い」と言う。