「彼女たちの時代」の版間の差分

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== 概要 ==
ひょんなことから出会った26歳([[オイルショック|第1次オイルショック]]時の[[1973年]]生まれ)の女性3人の友情と恋を軸に、日々悩み、葛藤し、未来に向かって歩いていく人々の姿をリアルに描いた作品。東京都内、神奈川県内、三重県内にてロケが行われる。視聴率は低かったが、[[テレビ情報誌]]による「TV[[ぴあ]]ドラマ大賞1999」「テレビStation999 最優秀ドラマ」「[[ザテレビジョン]] ドラマアカデミー賞・最優秀作品賞」を受賞している。
 
2000年1月19日に全4巻でVHSソフト化するも未DVD化である。2012年4月から[[フジテレビオンデマンド]]による全話有料動画配信が開始された。
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; 羽村深美
: 演:[[深津絵里]]
: 主人公。26歳。大手通信販売会社に勤める[[OL]]。3姉妹の次女であり、実家で両親と妹の4人で暮らす。短大卒の入社6年目で、主にクレーム処理や問い合わせの電話オペレーターを担当。仕事や日常に何気なく物足りなさを感じているが、これと言ったことが出来ない自分に不満を感じている。子供の頃から友達の世話を焼くことには熱心で、よく相談を受け、時には怒ったりするが、自分のこととなると鈍くなり、恋愛もすっかりご無沙汰である。単調な日々を変えたいと思い、職場の後輩に勧められて覗いてみた[[カルチャースクール]]で、千津、次子と出会う。
; 佐伯啓介
: 演:[[椎名桔平]]
: 深美の姉、直美の夫。35歳。一流大学の法学部を卒業後、大手不動産会社にて重大プロジェクトを任され成功した経験をもつエリートだったが、[[アジア通貨危機|大不況]]による[[リストラ|人員削減]]のため、関連の不動産販売会社に出向させられ、畑違いの電話による売り込みの仕事や、上司のしごきに困惑する毎日を過ごす。プライドが邪魔して妻にはこのことを話さないが、後述の機会で知り合った次子には自然に悩みや喜びを話す。
; 太田千津
: 演:[[水野美紀]]
: 26歳。高校卒業後大手食品会社に勤務(入社8年目)するが、関連会社である新宿のファミリーレストランに出向。肩書きは主任だが、自分勝手なアルバイトのフォローと横柄な店長、さらに都合のいい時だけ「社員なんだから」と言われる現状に苛立つ。[[ゴスペル]]が趣味でスクールに通っており、深美、次子とはそこで知り合う。恋人の美紀夫と同棲しているが食傷気味。
; 浅井次子
: 演:[[中山忍]]
: 大手食品会社のOL。26歳。大学卒の入社4年目。幼い頃兄を事故で亡くし、その悲しみを気丈に堪えていたのを母親に「悲しくなかったのか?」と責められ、また成長の過程でことあるごとに「女の子なんだから頑張らなくていい」「女の子なんだから無理するな」と言われ続けてきた悔しさから、「男には負けたくない」という一心で、突っ張った性格に。米国[[公認会計士]]の資格を取るために通い始めたスクールで深美、千津と知り合う(深美とはそれ以前に同じ電車に乗り合わせており、深美に痴漢をはたらいた男を電車から引きずり降ろした)。総務から営業に自主配転するも周囲の目は厳しく、なかなか前に進めず悩む。啓介とはそんなときに自己啓発セミナーで知り合うが、深美の義兄とは知らない。
; 米村美紀夫
: 演:[[加藤晴彦]]