「オリンピア (映画)」の版間の差分

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==バージョンについて==
陸上競技中心に撮影された『民族の祭典』では、三段跳の[[田島直人]]、棒高跳の[[西田修平]]、[[大江季雄]]、1万メートルの[[村社講平]]、マラソンの[[孫基禎]]、[[南昇竜]]、円盤投の[[中村コウ]]、[[峰島秀]]、{{仮リンク|児島フミ|en|Fumi Kojima}}<ref>{{cite book|和書|author=勝場勝子・村山茂代|title=二階堂を巣立った娘たち―戦前オリンピック選手編―|date=2013-04-18|publisher=不昧堂出版|isbn=978-4-8293-0498-3|page=153}}</ref>ら各選手の活躍ぶりがうかがわれる。しかし、[[前畑秀子]]選手が金メダルを獲得し、日本人にとって最も印象深い競技となった女子200メートル平泳ぎは、オリジナル版の『美の祭典』(陸上以外の競技を撮影)では編集段階で切り捨てられたため、見ることができない。このため1940年の日本公開の際、配給元の[[東宝東和|東和商事]]は、急遽ニュースフィルムの前畑選手の競技映像を挿入した独自のバージョンを製作、公開した。挿入された映像の実況はドイツ語だが、ゴール付近で有名な「前畑がんばれ」の日本語実況に切り替わる。
 
『オリンピア』ではこのように世界各国の事情により、16種類の編集バージョンが作られたため、他の国で上映されたバージョンには日本人選手がほとんど登場しないものも存在する。