「ドラえもん のび太と夢幻三剣士」の版間の差分
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[[アレクサンドル・デュマ・ペール]]の小説『[[三銃士]]』をモチーフとした、勧善懲悪の冒険物語。のび太の夢世界が舞台であり、[http://www.dora-movie.com/ 『映画ドラえもん』オフィシャルサイト]では主人公であるドラえもん以外の人物がゲスト扱いとなっている。ストーリーはのび太としずかの関係を掘り下げており、劇中二人の仲は急接近し、夢から覚めてもその余韻を残している。作中で一瞬とはいえ、のび太としずかが戦死してしまうという劇場版『ドラえもん』シリーズでも数少ないメインキャラクターの死<ref>前作『ブリキの迷宮』では、ドラえもんの死が故障という形で描かれている。</ref>が描かれており、またラストの決戦にジャイアンとスネ夫は参戦せず、全員不揃いで物語が完結するという異色作である。
作者の藤子自身は本作を映画ドラえもん原作の漫画としては「一種の失敗作」と語っており、描き進むうちにキャラが自分の意図と関係なく動き始め、話の筋が作者の思惑と関係の無い異なる方向へと展開してしまった「ゴール大
このため
映画版のオープニングムービーではドラえもんが甲冑を纏い、金色の兜をかぶった剣士の姿をしているが、作中ではその姿で登場することはない。映画化15周年記念作品ということで予告編も凝っており、先に嘘の予告編としてのび太が「黄金ハット」となり『超大作 のび太の黄金ハット』とロゴを掲げるが、ドラえもんが「これから始まるの!」と取り上げてしまう。予告編の本編では『ファンタスティックドラベンチャー』と壮大な展開を予測させておきながら、最後はのび太がうっかりくしゃみをして終了する。
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