「日本の漫画」の版間の差分
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== 特徴 ==
[[スポーツ漫画]]は細分化が進んでおり、メジャー競技では[[野球漫画]]や[[サッカー漫画]]など一つのジャンルを形成し、さらに[[高校野球]]や中学サッカーなどサブジャンルに分けられる。また同じ競技でも試合展開のリアリティを重視した作品、[[必殺技]]を繰り出すなど荒唐無稽な作品、競技ではなく選手の人間関係を重視する作品、選手ではなく監督側の視点など様々な設定の作品が存在する。社会現象の影響を受け、[[女子サッカー]]や[[カーリング]]など話題になった事象は即座に漫画の題材となる。作品が注目されると追随する漫画が増え新たなジャンルが形成される。さらに[[サイクルサッカー]]、[[伝書鳩]]レース、[[エアレース]]など世界的にマイナーな競技、架空のスポーツを扱った作品も一定数存在している。逆に漫画が人気となり競技が活発化することもあり、[[SLAM DUNK]]の人気で日本では人気の無かった[[バスケットボール]]が人気競技となった。
[[恋愛漫画]]では男性向け・女性向けという区分けもあるが、[[ラブコメディ]]、[[ハーレムもの]]、[[不倫]]、[[同性愛]]などの多数のテーマがあり、登場人物の年齢も子供から中高年まである。また日本の表現規制は基本的に出版社の自主規制であるため、過激なアダルト描写を追求した作品も多数発表されている。
* 雑誌連載▼
[[画像:ダイレクトメールに同封されてある漫画の一例.jpg|thumb|220px|中学生向け[[通信教育]]業者からの[[ダイレクトメール]]に同封された広告漫画]]
▲**[[漫画雑誌]]は複数の作家が別な作品を同時に連載するという形態のため300ページを超えるのは普通で、アメリカン・コミックスの雑誌と比べると非常に分厚い。
▲**漫画雑誌だけでなく[[新聞]]や漫画以外の雑誌などで連載されることも多い。近年では出版社の公式サイトに掲載されることも多い。
▲** 漫画雑誌は大衆を想定した『メジャー誌』、[[ニッチ市場|特定の層]]に照準を合わせた『マイナー誌』、高校生以上の若者を対象とした『青年誌』、小中学生向けの『少年誌』という区分けの他、[[成人向け漫画]]、[[時代劇]]、[[萌え]]など特定ジャンルの雑誌もあり、読者は雑誌の編集方針を手がかりに作品を探す。
▲* 非娯楽漫画
▲** 文章・写真・挿絵と同様に紙媒体における表現手法として定着している。海外のような1枚の風刺絵だけではなく数コマから数ページの漫画として制作される。
▲** 純粋な娯楽ではなく、歴史や社会情勢などの説明や学習としても用いられる。これらは[[学習漫画]]というジャンルを形成している。
漫画はオリジナル作品だけではなく、小説、アニメ、映画の漫画化(コミカライズ)として発表される作品も多い。
▲** 娯楽や芸術ではなく[[宣伝]]のために製作された[[広告]]漫画も多く、企業から依頼を受け漫画家に発注する仲介業者も多数存在するなど、一つの市場を形成している。
▲*メディアミックス
== 評論 ==
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