「フッ化水素」の版間の差分

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| Section4 = {{Chembox Thermochemistry
| DeltaHf = −272-272.1 kJ mol<sup>−1-1</sup>(気体)<ref name=Parker>D.D. Wagman, W.H. Evans, V.B. Parker, R.H. Schumm, I. Halow, S.M. Bailey, K.L. Churney, R.I. Nuttal, K.L. Churney and R.I. Nuttal, The NBS tables of chemical thermodynamics properties, ''J. Phys. Chem.'' Ref. Data 11 Suppl. 2 (1982).</ref><br />−299.78 kJ mol<sup>−1</sup>(液体)
| DeltaHc =
| Entropy = 173.779 J mol<sup>-1</sup>K<sup>-1</sup>(気体)
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'''フッ化水素'''(フッかすいそ、弗化水素、{{en|hydrogen fluoride}})とは、[[水素]]と[[フッ素]]とからなる[[無機化合物]]で、[[分子式]]が HF と表される無色の気体または液体。水溶液は'''[[フッ化水素酸]]''' ({{en|hydrofluoric acid}}) と呼ばれ、'''フッ酸'''とも俗称される。[[毒物及び劇物取締法]]の医薬用外[[毒物]]に指定されている。99.9%9%以下は低純度製品は製造が容易だが、'''純度が非常に高い、超高純度のモノ'''は'''エッチングガス'''と呼ばれる。2019年7月時点で99.999%999%以上の超高純度のエッチングガスは日本企業のみが製造出来る<ref>{{Cite web|title=日本でなければ台湾でも…サムスン副会長、フッ化水素を探しに東奔西走 {{!}} Joongang Ilbo {{!}} 中央日報|url=https://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=255327|website=japanese.joins.com|accessdate=2019-07-19}}</ref><ref name=":0">{{Cite web|title=(朝鮮日報日本語版) 輸出優遇除外:ロシアのフッ化水素供給提案に韓国業界は困惑(朝鮮日報日本語版)|url=https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190713-00080010-chosun-kr|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2019-07-19|language=ja}}</ref>。
 
== 製法 ==
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=== 主な用途 ===
フッ化物の製造原料として用いられる。蛍石を硫酸で溶かして作るフッ化水素は他の物質と結合しやすい。高級ガソリンを作る時に入れる触媒であり、フライパン・屋根材料・電線被覆・眼鏡レンズなどに使われるテフロン(合成樹脂)の材料でもある。岩石を溶かしてウランを抽出する時に使われることもあるし、エアコン・冷蔵庫の冷媒や洗濯用合成洗剤にも入っている。表面を滑らかにしたり、高級な質感を出したりするのにも使用される。このような用途に使われるフッ化水素は99.9%9%以下の低純度製品だ。こうした製品は韓国・中国・台湾・インドなどでも作られている。半導体製造工程用のフッ化水素は超高純度である。純度が低いほど、不純物が増えて不良率も跳ね上がる。例として、純度99.99%99%のフッ化水素内にある不純物は、純度99.999%999%のフッ化水素内にある不純物の10倍となる。99.999%999%以上のモノは集積回路やディスプレイ製造過程における洗浄剤として使用され、現在のハイテク産業を支える重要な物質である<ref name=":0" />。
 
* [[フッ化物]]や[[フロン]]ガス、[[フッ素樹脂]]の製造原料