「闇サイト殺人事件」の版間の差分

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Hvn0413 (会話 | 投稿記録)
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Xは当時車上生活をしており車を持っていたため、K・堀と出会って以降はほぼ毎夜にわたりK・堀両名を同乗させて堀の自宅周辺の[[東区 (名古屋市)|東区]]や[[北区 (名古屋市)|北区]]・千種区などを中心に名古屋市内を走り回り、人気のない場所を1人で歩いている女性を探し続けていたが、そのような標的が明け方まで見つからない日々が続いたため「その度にK・堀をそれぞれ自宅周辺まで送り届け、夜になると再び2人を迎えに行く」ことを繰り返していた<ref group="報道" name="中日新聞2007-08-28-夕刊1面"/>。
 
一方で空き巣現場の事務所にVを置き去りにして逃げたXは2007年8月24日午前1時、Kに「XVは別れてメンバーから外した。行動しても失敗続きで収穫ゼロだ。自分も指名手配されるかもしれない。迷惑をかけて申し訳ない」などと複数回にわたり謝罪のメールを送信した<ref group="書籍" name="大崎2016 p.224">{{Harvtxt|大崎|2016|p=224}}</ref>。KはXを許すつもりはなかったが、とりあえず堀に相談したところ「Vが『どうしても』ということでXも仕方なかったのだろう。ちゃんと謝罪させるから今回だけは許してほしい」と返信されたため、20分後にXから「Vと別行動した」ことを謝罪された際には堀とともに了解した<ref group="書籍" name="大崎2016 p.224"/>。しかしK・堀の2人からしてみれば「強盗のような犯罪はある程度の人数がいた方がやりやすいし、Xは自動車を持っているから」という理由で共謀しているにすぎず「使えるだけ使って後はポイ捨てしよう」という認識でしかなく<ref group="書籍" name="大崎2016 p.224"/>、この件で3人の格差は「Kが事実上リーダー格>堀>Xが最下位」となった<ref group="書籍" name="大崎2016 p.225">{{Harvtxt|大崎|2016|p=225}}</ref>。
 
Xは13時ごろに堀を迎えに行くと15時にKと名古屋市緑区鳴海のレンタルビデオ店「[[TSUTAYA]]」へ向かい<ref group="書籍" name="大崎2016 p.225"/>、同店駐車場にリバティを駐車した<ref group="報道" name="中日新聞2008-09-26-朝刊28面"/>。その後、3時10分ごろになってKが堀・Xと合流し<ref group="報道" name="中日新聞2007-09-07"/>、Xが車内でVと別行動したことを改めて2人に謝罪してから3人で新しい犯罪計画を話し合い始め、XがVに万引きさせた包丁を見せて「これがあれば人を殺せるか?」と聞くとK・堀は何も言わず頷いた<ref group="書籍" name="大崎2016 p.225"/>。続いて堀が前夜と同じく「今週中にどうしても30万円ぐらい欲しい」と言うと、Kは「それならば今日中に何とかしなければならない。女性を拉致・監禁して現金・キャッシュカードを奪おう」とそれまでに数回話題になった計画を改めて持ち出した上で「最後は殺害しよう」と2人に提案すると、2人ともそれぞれ「いいぞ」と答えた<ref group="書籍" name="大崎2016 p.225"/>。これにより3人は「力の弱い女性を襲い、クレジットカード・キャッシュカードなどのカード類・現金を奪って殺す」という強盗殺人の計画を立てた<ref group="報道" name="中日新聞2007-08-27-朝刊25面"/>。