「航空母艦」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
167行目:
1939年9月、[[第二次世界大戦]]が開戦。1940年11月、[[タラント空襲]]においてイギリス軍の戦艦を中心とした艦隊に所属していた空母イラストリアスの雷撃機がイタリアの戦艦を撃沈した。
 
1941年4月、日本は空母を主体とした[[第一航空艦隊]]を編制し、さらに、[[真珠湾攻撃]]のため、軍隊区分で他艦隊の補助戦力をこれに加え、史上初の用兵思想である「[[機動部隊]]」を編成した<ref>『別冊歴史読本永久保存版 空母機動部隊』新人物往来社69頁</ref>。12月、[[太平洋戦争]]の開戦時、日本が[[真珠湾攻撃]]でアメリカ艦隊の戦艦の撃沈に成功すると、空母航空戦力の地位は一気に上がった。なお誤解されることが多いが、[[マレー沖海戦]]で[[プリンスオブウェールズ]]以下英国東洋艦隊を攻撃したのは日本海軍の基地航空隊である。戦艦を失ったアメリカは、戦艦部隊の防空兵力として行動していた空母を空母部隊にして空母ホーネットの日本初空襲(陸軍のB25爆撃機を搭載)を始めとした「ヒットアンドラン作戦」で日本の拠点に空襲を開始した。その後、[[珊瑚海海戦]]、[[ミッドウェー海戦]]で日本の機動部隊と交戦し、日本の進攻を阻止した<ref>『別冊歴史読本永久保存版 空母機動部隊』新人物往来社99頁</ref>。
 
日本は戦前のワシントン海軍条約によって空母保有量を制限されていたとき、有事の際に短期間で空母に改造できるように設計された潜水母艦やタンカーを建造していた。それらは太平洋戦争が始まる前後から空母に改造され、潜水母艦「大鯨」は「[[龍鳳 (空母)|龍鳳]]」として、給油艦の「剣埼」と「高崎」は「祥鳳」と「瑞鳳」として就役した。また、水上機母艦の「千歳」「千代田」も有事の際に空母に改造できるように造られていた<ref>『別冊歴史読本永久保存版 空母機動部隊』新人物往来社148頁</ref>(千歳、千代田はミッドウェー海戦後に改造が決定する)。