「源義明」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
1行目:
{{基礎情報 武士
| 氏名 = 源義明
| 画像 =
| 画像サイズ =
| 画像説明 =
| 時代 = [[平安時代]]後期
| 生誕 = 不明
| 死没 = [[天仁]]2年[[2月16日 (旧暦)|2月16日]]（[[1109年]][[3月19日]]）
| 改名 =
| 別名 = 通称：美濃三郎
| 諡号 =
| 神号 =
| 戒名 =
| 霊名 =
| 墓所 =
| 官位 =
| 幕府 =
| 主君 =
| 藩 =
| 氏族 = [[河内源氏]][[源義綱|義綱]]流
| 父母 = 父：[[源義綱]]、母：[[藤原親明]]娘
| 兄弟 = [[源義弘|義弘]]、[[源義俊|義俊]]、'''義明'''、[[源義仲 (義綱流)|義仲]]、[[源義範|義範]]、[[源義公|義公]]、[[源義直|義直]]
| 妻 =
| 子 =
| 特記事項 =
}}
'''源 義明'''（みなもと の よしあき）は、[[平安時代]]後期の[[武士]]。[[源義綱]]の三男。母は大舎人頭[[藤原親明]]の娘。通称は美濃三郎。
天仁2年（1109年）、[[河内源氏]]の棟梁であり、従兄弟でもある[[源義忠]]が暗殺されるという事件（[[源義忠暗殺事件]]）が発生した。当初犯人は[[美濃源氏]]の[[源重実]]とされたが無実が判明すると、今度は父義綱と義明が犯人と目されて朝廷から嫌疑を受けた。現場に残された刀がなぜか義明のものだったからである。実行犯は義明の乳母夫であり[[滝口武者]]である[[藤原季方]]であるとされた。義綱はこれに怒り、嫡男[[源義弘]]をはじめとする5人の兄弟達もこれに抗議の意を込めて父子そろって[[近江国]]甲賀山（鹿深山）へ立て籠もるという行動をとった。その際、義明は病の為行動を共にできず、藤原季方邸に籠った。▼
== 略歴 ==
こうして甲賀山に入った一行ではあったが、棟梁を継いだ義忠の甥[[源為義]]が[[白河天皇|白河院]]からの追討命令を受けた上、義綱の弟であり真犯人である[[源義光]]が為義の後押しをするに及んで甲賀山攻撃を開始すると義綱方は各所で敗退し、ついに義綱は降伏しようと言い出した。しかし、それに納得できない兄弟たちは全員自害し義綱は為義に投降した。▼
▲[[天仁]]2年
▲こうして甲賀山に入った一行ではあったが、棟梁を継いだ義忠の甥[[源為義]]が[[白河天皇|白河院]]からの追討命令を受けた上、義綱の弟であり真犯人である[[源義光]]が為義の後押しをするに及んで甲賀山攻撃を開始すると義綱方は各所で敗退し、ついに義綱は降伏しようと言い出した。しかし、それに納得できない兄弟
一方で藤原季方邸に籠る義明と季方も白河院の命を受けた[[検非違使]][[判官]][[源重時]]による攻撃を受け、重時側に二百余人の死傷者を出させるほどの奮戦をしたが最後は二人とも自害して果てた。
15 ⟶ 42行目:
{{Japanese-history-stub}}
{{DEFAULTSORT:みなもと の よしあき}}
[[Category:平安時代の武士]]▼
[[Category:河内源氏|よしあき]]
▲[[Category:平安時代の武士]]
[[Category:1109年没]]
| |||