「ルル (オペラ)」の版間の差分
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その後もヘレーネは補筆を厳禁していたが、彼女には秘密のうちに完全版作成への試みは続いていた。[[1962年]]、本作を出版した[[ウニヴェルザール出版社]]が、ブーレーズの提案でよりこの作品に関心を持っていた[[フリードリヒ・チェルハ]]へ補筆を密かに依頼していたのである。[[1976年]]にヘレーネが亡くなった後に公表された新資料も元にして、チェルハは12年かけて『ルル』の3幕版を完成させた。補筆版の存在が明らかになると、ヘレーネが設立したアルバン・ベルク基金はチェルハ補筆版の出版に反対して法的処置を執ったが、最終的に2幕までと3幕の補筆版とを分けることでようやく出版を認めた。こうして『ルル』3幕版は[[1979年]]に出版され、同年[[2月24日]]、[[ピエール・ブーレーズ]]の指揮、[[パトリス・シェロー]]の演出で[[ガルニエ宮]]にて世界初演され、大きな反響を呼んだ。
ルルを演じたソプラノ歌手には、前述したアニャ・シリヤ(後にゲシュヴィッツ伯爵令嬢を演じたこともある)の他、Nuri Hadzic<!--ヌリ・ハドツィク?ハジッチ? ハジック?-->(1937年初演)、[[アンネリーゼ・ローテンベルガー]]、イヴリン・リアー、[[テレサ・ストラータス]]、ナンシー・シェイド([[:en:Nancy Shade|Nancy Shade]])、ジュリア・ミゲネス([[:en:Julia Migenes|Julia Migenes]])、カラン・アームストロング([[:en:Karan Armstrong|Karan Armstrong]])、パトリシア・ワイズ、[[クリスティーネ・シェーファー]]、マリス・ピーターゼン([[:en:Marlis Petersen|Marlis Petersen]])、アナート・エフラティー、ローラ・エイキンらがいる。日本人による初演(3幕版)は[[天羽
==配役==
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