「ダイアデム (冠)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m 加筆
m 微修正
2行目:
[[File:Antiochus III 197 BC.JPG|thumb|upright=1.5|[[マケドニア王国]]後の[[セレウコス朝|セレウコス帝国]][[アンティオコス3世]]のコイン。ダイアデムを帯びている]]
'''ダイアデム'''(英語:Diadem)は、頭に身に着ける[[冠]]の一種で、特に君主が身に着ける装飾された[[ヘアバンド|ヘッドバンド]]を言う。ギリシャ語では、διάδημα (diádēma)('''ディアデーマ''')という。
 
元は、王の頭に身に着け権威を示す房飾りが付いて結ぶようになっていたシルク製の[[リボン]]で、肩にまでかかる物もあった。このようなリボンは、古代の重要なスポーツゲームで勝利した選手を表彰する際にも用いられた([[月桂冠]]、[[オリーブ]]冠)。後に頭に身に着ける金属製の輪や、髪紐もダイアデムと呼ばれるようになった。