「陪審員の選任」の版間の差分

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連邦裁判における裁判管轄の移送
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== 予備尋問 ==
{{Seealso|予備尋問}}
[[Image:Jury selection - Faulk.jpg|thumb|left|陪審員選任手続中に尋問をする代理人]]
選ばれた陪審員は、通常、尋問の手続にさらされる。これは、[[検察]]側(民事事件では[[原告]]側)と[[被告人]]側([[被告]]側)が陪審員に対し異議を述べることができる手続である。[[コモン・ロー]]の国では、これは予備尋問(ヴワー・ディア:[[:en:voir dire|voir dire]])<ref>リーダーズ英和辞典、ランダムハウス英和大辞典、ジーニアス英和大辞典は、いずれも、voir direの訳語として「予備尋問」、及びその際に行われる宣誓である「予備尋問宣誓」を挙げる。''voir''は「真実 (truth)」、''dire''は「言う (to say)」を意味する古期[[フランス語]]である(ランダムハウス英和大辞典、リーダーズ英和辞典、オックスフォード新英英辞典)。</ref>と呼ばれている。予備尋問には、陪審員候補者全体に聞かれ、挙手などの形で答える一般的な質問と、個々の陪審員候補者に聞かれ、言葉で答えさせる質問の両方がある。双方の代理人([[検察官]]、[[弁護士]])が陪審員候補者に対し質問できる法域もあるが、裁判官が予備尋問を行う法域もある。