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ただし、「食品」というカテゴリ以外に「医薬品」というカテゴリをしっかり用意しておくと、食品は食品として日常的に(そして気軽に)扱えるようにし、医薬品は医薬品として より慎重に取り扱ったり、法律でよりしっかりと規制することができるようになり、便利な面がある。そんな事情もあり、大抵の文化で「食品」という分類や概念とは別に「医薬品」という分類や概念を持っており、それらを使い分けている。
 
[[日本]]で1947年に制定した[[食品衛生法]]第4条では、「この法律で食品とは、すべての飲食物をいう。ただし、[[医薬品医療機器等法]](昭和35年.法律第145号)に規定する[[医薬品]]及び[[医薬部外品]]は、これを含まない。」と規定した<ref>{{Cite web |url=httphttps://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=322AC0000000233 |title=食品衛生法(昭和二十二年十二月二十四日法律第二百三十三号) |accessdate=2009-11-30 |work=e-Gov法令検索 |publisher=総務省行政管理局 }}</ref>。[[食品安全基本法]]2条における「食品」の定義も同様である。日本では、「食品」は「食品」として法的な規制や緩くし、「医薬品」や「医薬部外品」は別のカテゴリとして用意し、それらに対し法的規制をしっかりと強化することができるしくみを整えているわけである(そのかわりに、法規の範囲内で、定められた方法で、病気治療などの効能を標榜できるようにする)。全く同じ植物材料であっても(全く同じ材料なので、当然、口に入れた時の影響や効果は本当は全く同じなのだが)「野菜」や「食品」と表示している場合は規制は緩く生産も販売もしやすくし(そのかわり、食品のパッケージ上の表示などでは、具体的な効能は(ほぼ)表示させない方向で指導し)(ただし、科学論文やそれを伝える報道などで、一般論として、個々の野菜に、特定の医学的効能があることを、疫学的に説明するのは大丈夫であり、どれだけ行ってもよい。報道などでも野菜の効能をどれだけ伝えてもよい。)、「医薬品」や「医薬部外品」と表示する場合は規制は厳しく(そのかわり、厳密な試験によって証明された効能について、法的なきまりに従った範囲での表示を許す)、特に「医薬品」と表示する場合は厳しく規制の網をかける、という使い分けができるしくみになっているのである。
 
== 地域・宗教的な差 ==