「デーイアネイラ」の版間の差分

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家族で[[エウエーノス川]]を渡河するさい、渡し守をしていた[[ケンタウロス]]の[[ネッソス]]に襲われかけたが、ヘーラクレースの放った毒矢に救われた。
 
その後、ヘーラクレースが捕虜としてかねて求愛していた王女イオレーに恋慕したと聞き<ref name="角川">世界神話事典225頁</ref>、[[チュニック#チュニックの特徴|トゥニカ]](肌着)にネッソスの血を塗って[[リカース]]に持たせた。ネッソスは死の間際、デーイアネイラに、自分の血液は媚薬であると嘘をついていた。デーイアネイラはこの虚言に乗せられた<ref>世界神話事典・225頁< name="角川" /ref>。結果、ネッソス血の毒によってヘーラクレースは重態に陥り、その顛末を聞いたデーイアネイラは首をくくって自殺した。
 
こうした経緯からデーイアネイラは「ヘーラクレースの死の原因をなした人物」と評される<ref>世界神話事典・225頁< name="角川" /ref>。
 
==系図==
{{エンデュミオーンの系図}}
 
== ギャラリー ==
<center><gallery>
File:Pollaiolo, ercole e deianira.jpg|<small>[[アントニオ・デル・ポッライオーロ]]『ヘラクレスとデーイアネイラ』(1475年-1480年頃){{仮リンク|イェール大学美術館|en|Yale University Art Gallery}}所蔵</small>
File:Rubens Werkst Centaur.JPG|<small>[[ピーテル・パウル・ルーベンス]]『ケンタウロスのネッソスによるデーイアネイラの誘拐』(1640年頃){{仮リンク|ニーダーザクセン州立博物館|en|Lower Saxony State Museum}}</small>
File:Nîmes,Beaux Arts041.jpg|<small>[[ルカ・ジョルダーノ]]『デーイアネイラとケンタウロスのネッソス』(1672年-1674年){{仮リンク|ニーム美術館|en|Musée des Beaux-Arts de Nîmes}}</small>
File:Autumn (Dejanira) by Gustave Moreau, 1872-3, Getty Center.JPG|<small>[[ギュスターヴ・モロー]]『デーイアネイラ 秋』(1872年) [[ポール・ゲティ美術館]]所蔵</small>
</gallery></center>
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* 『世界神話事典』[[角川選書]](2004年)ISBN 4-04-703375-8
 
== 参考文献 ==
{{Commonscat|Deianira}}
* 『世界神話事典』[[角川選書]](2004年)ISBN 4-04-703375-8
 
{{grmyth-stub}}
{{DEFAULTSORT:ていあねいら}}
[[Category:ギリシア神話の人物]]
[[Category:半神]]