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=== 流動性貯金 ===
* 通常貯金
** 郵便貯金のサービスを踏襲しており、貯金通帳の発行料・維持料は無料である。預払は10円以上で、ATMでの預入・引出には時間帯や曜日に関係なく手数料はかからない(但し提携金融機関ATM・CD機の利用は除く)。民営化前に契約された[[郵便貯金#通常郵便貯金(通常貯金)|通常郵便貯金]]はすべて民営化時に通常貯金に移行された。電信振替や定額・定期貯金の機能が付いたものは、「総合口座通帳」(これに相当する民営化前の通帳は郵便貯金総合通帳「<span aria-label="ぱるる">ぱ・る・る</span>」)で、この通帳冊子そのものと後述する振替口座(振替貯金)とに限り、「口座」という名称を用いる。
** 「総合口座通帳」の冊子が発行されるものの、見開きページの「振替口座開設(送金機能)」の欄に機械印字で○が付いていないものは、ゆうちょ銀行の定義上は「総合口座」とはならない。 なお、ゆうちょ銀行発足後に新規預入をした場合は、特に利用しないことを希望した場合を除けば、「振替口座開設(送金機能)」の欄に機械印字で○が付いている状態で「総合口座通帳」が発行される。
** ただし、厳密に「口座」に相当するのが「振替口座」のみである点は、民営化前と変わっていない。
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** [[キャッシュカード]]・ICキャッシュカードはそのまま利用できる。[[郵便貯金共用カード|共用カード]]については2009年(平成21年)までに順次廃止となり、新たにゆうちょ銀行[[ICキャッシュカード]]が送付される(クレジットカードなどの提携部分については、分離の上再発行されるか、取扱期限を以て解約されるかのどちらかとなる)<ref>[http://www.jp-bank.japanpost.jp/news/2008/news_id000307.html 全日信販(株)様および三菱UFJニコス(株)様が発行する「AJ・NICOS・VISA郵便貯金共用カード」お取扱い終了のお知らせ] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20111104090008/http://www.jp-bank.japanpost.jp/news/2008/news_id000307.html |date=2011年11月4日 }}、2008年8月13日</ref>。なお、すでに、[[日本郵政公社]]名ないしはゆうちょ銀行名の[[ICキャッシュカード]]を発行して併用していた場合は、差し替えは行わない。
** 日本郵政公社以前のキャッシュカードのうち、郵政公社末期に発行された[[ICキャッシュカード]]を除き、ゆうちょ銀行名の[[ICキャッシュカード]]に無料交換を行う。日本郵政公社時代の[[ICキャッシュカード]]の場合は、不可抗力で使用不能となっているケースを除き、有償交換とされる。
** 通帳も、郵便貯金総合通帳(<span aria-label="ぱるる">ぱ・る・る</span>)および通常貯蓄貯金通帳はそのまま利用できる(総合通帳で、定額定期を利用していた場合は、後述のように、この限りではない)。無余白となった際にゆうちょ銀行の総合口座通帳あるいは通常貯蓄貯金通帳に切替となるが、希望により満行となる前に再発行の手続きをとることも可能(ゆうちょ銀行移行後に、担保扱いの定額貯金及び定期貯金の利用を希望する場合は、ゆうちょ銀行の総合口座通帳に再発行しないと利用できない)。
** 通常貯金通帳の冊数制限は撤廃されたため、複数の通帳を持つことはできる。
** 定期・定額郵便貯金の通帳式証書については民営化後は余白があっても預け入れ(追加預入)ができず、民営化前に預入した貯金の払戻のみ利用できる(郵便貯金総合通帳に担保定額貯金や定期貯金の預入があった場合は、通常貯金部分はゆうちょ銀行の総合口座通帳、定額貯金と定期貯金は[[独立行政法人]][[郵便貯金・簡易生命保険管理機構]]名の通帳式証書にそれぞれ分離再発行され、ゆうちょ銀行の総合口座通帳には、ゆうちょ銀行移行後に新規に預け入れる定額貯金と定期貯金が記載される)。
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*** また、民営化前の通帳式定期・定額郵便貯金証書と異なる点として、ゆうちょ銀行の通帳式定額定期貯金証書に預入した資金を担保に貸付を受けることはできない(総合口座通帳に組まれている定額貯金と定期貯金のみ対応となる)。
*** 民営化前の、通帳式定額定期貯金証書は、[[郵便貯金・簡易生命保険管理機構]]の通帳式定額定期郵便貯金証書として扱われる(再発行時は、[[独立行政法人]][[郵便貯金・簡易生命保険管理機構]]名の通帳式証書となる)。
** 総合口座通帳における担保定額・定期貯金の欄は、1冊における記入可能件数が「<span aria-label="ぱるる">ぱ・る・る</span>」の24件より増えて32件となっている(頁数は変わらず、1件当たり通常貯金4行分→3行分に減らして対応)。また、1冊あたりの担保定期・定額貯金の預入可能件数も21件→30件に増枠された<ref>「総合口座通帳」に書いてある。</ref>。
** ゆうちょ銀行及び提携金融機関のキャッシュカードを使って同行ATMでの入金が行われた場合の「ご利用明細票」が、これまでは入金された金額が印字されたが、民営化以降は入金額が印字されなくなり、入金後の利用残高のみが印字される方式に変更された(なお、入金された金額の詳細は通帳へ記帳する際に印字される)<ref>民営化に当たり30000円以上(2014年4月以降は、50000円以上)の領収書に印紙税が課税される為。民営化された当日よりカードでの入金画面において「利用明細には入金額を印字しない」旨の表示がある。</ref>。
** [[郵政省]]時代の通帳の場合、通常貯金(郵便貯金総合通帳で利用している場合は、定額定期の貯金残高がない場合)および通常貯蓄貯金においては、ATMでの利用については従来通り支障はない(ただし、[[2015年]]頃から、一部の拠点で郵政省時代の通帳の利用ができないタイプのATMが登場しているため、その場合は他の利用可能なATMを利用するか、現行のゆうちょ銀行通帳に再発行するかのいずれかを行う必要がある)。[[総務省]]時代および[[日本郵政公社]]時代の通帳についても、通常貯金(総合通帳の場合は、定額定期の残高がない場合)および通常貯蓄貯金の利用については、通帳の取引印字面の様式は、ゆうちょ銀行移行後と同じであるため、満行まで引き続き利用することは可能となっている。
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*通常貯金・通常貯蓄貯金の利息付与時期
** 民営化前は、通常郵便貯金が年度末締めで[[4月1日]]付の付与、通常貯蓄貯金が年度末と年度中間末締めでそれぞれ4月1日・[[10月1日]]の付与となっていたが、締日を通常貯蓄貯金の方式に統一し、翌営業日付の付与となった。
* 「メルパルク」・「<span aria-label="ぱるる">ぱ・る・る</span>プラザ」
** [[日本郵政#「かんぽの宿」「メルパルク」「<span aria-label="ぱるる">ぱ・る・る</span>プラザ」「逓信病院」「ていぱーく」|日本郵政株式会社]]が承継した。なお、唯一[[京都府]]に残っていた'''郵便貯金地域文化活動支援施設'''「<span aria-label="ぱるる">ぱ・る・る</span>プラザ京都」は「[[メルパルク]]京都」と改称された。
* その他
** 基本的にゆうちょ銀行がそのまま引き継ぐ。全銀接続系システムは、[[りそな銀行]]のNEWTON/DARWIN(勘定系と情報系としては破棄されたが、信託系システムとしては残存)をアウトソースにより利用し、決済システムは旧[[UFJ銀行]]の基幹システム([[勘定系システム]])をいずれも暫定的に採用。その後、新システムの自前開発やベンダーのパッケージをアウトソースする形で全システムを策新していく方向。