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==略要==
===生涯===
夏侯楙自身は政治能力も軍事能力も無い無能な人物であったが、父が[[曹操]]時代からの功臣であったため、曹操の娘・[[清河長公主]]を娶ることを許され、重用された。初めは侍中尚書に封じられた。
また、[[いとこ|“いとこ”]]の[[曹丕]]と仲が良かったため、彼が皇位に即位すると、安西鎮東将軍・持節に任じられ、死んだ夏侯淵の爵位を受け継ぐことも許された。 しかし、[[長安]]の守備を任されたものの、その(無能さの)件で言上する者があり、洛陽に呼び戻された。 夏侯楙は吝嗇で金儲けが大好きで、かつ無類の女たらしで、曹操の娘以外にも多くの妾を娶った。そのため
ある説では、[[夏侯佐]]は彼の庶子とされる。▼
===演義での夏侯楙===
[[魏延]]から「臆病で策無しの男」と酷評された点もあってか、[[227年]]に諸葛亮が北伐を開始した時、自ら進んで総大将となるが、これと戦っていいようにあしらわれ、敵将の[[王平]]に捕らえられる。捕虜になっている最中も諸葛亮の策にかかり[[姜維]]を[[蜀]]に寝返らせるきっかけを作っている。最後には[[馬遵]]と共に[[羌]]族の土地へ逃げて、それ以降は魏に帰らなかったとされる。
また、[[司馬懿]]が[[曹叡]]に、[[夏侯淵]]の息子達(覇・威・和・恵)を従軍させたいと言った時に、曹叡が「その者達は[[胡]](えびす、この際は羌を差す)に逃亡してしまい、戻らぬ夏侯楙将軍と比べてどうか(彼奴よりはマシなんだろうな?)」と
▲ある説では、[[夏侯佐]]は彼の庶子とされる。
[[Category:三国志の登場人物|かこうほう]]
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