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電子的に再生音を作成する機構、回路。電子楽器の心臓部。[[シンセサイザー]]、[[電子オルガン]]、[[電子ピアノ]]などの電子楽器、音源モジュールなどに組み込まれる他、[[ゲーム機]]、[[パーソナルコンピュータ|パソコン]]、[[携帯電話]]等に搭載される。
 
方式としては(観点にもよるので以下のような分類が絶対といったようなことはない)、
その発音(音声合成)に用いられる変調技術により
* [[Programmable Sound Generator|PSG]] (SSG)
* [[FM音源]]
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* [[波形メモリ音源]](Wavetable音源)
* [[物理モデル音源]]
などが、日本語版ウィキペディアに記事があるものとしては、ある。
などの種類に区別される。
 
ひとつの音源チップで複数の方式を実装しているものもある。また[[デジタルシグナルプロセッサ|DSP]]のような信号処理に強いプロセッサや、200x年代以降は通常のCPUを使っても音声波形を処理する計算が可能になってきたことで、いわゆる「ソフトウェア音源」といったものも一般的になった。
音質の評価が困難である一方、数値化できる同時発生音数([[和音]])や音域([[オクターブ]])の仕様が性能の指標とされる事が多い。
 
別な観点からは、PCの仕様の一部として策定されたものもあるが、これはどちらかというとコンテンツの快適な再生などといった観点から、最低要求水準を定めたものであり、それを満たしていることが一般的になると、通常は特に言及もされなくなった。
ひとつの音源チップに複数の方式の音源が内蔵(ワンチップ化)されていることもある。たとえば[[FM音源|YM2203]]は1つのチップだが、FM音源(3和音)とPSG音源(3和音)で構成されている(合計6和音)。
 
また、[[CPU]]にサウンド機能が組み込まれていることもあり、その場合の音源とは(ワンチップとして)CPUを指すこともあれば、(回路として)CPU内の回路を指すこともある。
 
PCの仕様の一部として策定された音源規格もあり、それを満たすものがその仕様の名で呼ばれるのも一般的である。
* [[Audio Codec 97]](AC'97)
* [[HD Audio]](High Definition Audio)
 
== 電子楽器の楽音生成部、およびそれを独立させた機器(音源モジュール) ==
他には、共通規格という観点から、
発声機構はおおよそ上記のいずれかの回路になるため、同じように方式名で区別されるほか、電子楽器として準拠している仕様規格や対応しているインターフェイス規格に着目して
* MIDI音源 ([[MIDI]])
などという区ったの仕方もある。
 
== 関連項目 ==