「日本の高校野球」の版間の差分

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新潟の[[中越高等学校|中越]]は[[1978年]]夏に甲子園へ初出場を決め、[[2018年]]夏に新潟県勢最多の11度目の夏の甲子園出場となったが、春の甲子園には一度も出場していない。また岩手の[[岩手県立福岡高等学校|福岡]]も[[1927年]]夏から[[1985年]]夏まで10度甲子園に出場しベスト8進出も2度あるが、春の甲子園には一度も出場していない(1928年と1929年には、選抜されたが予算不足で辞退)。夏の甲子園に2ケタの出場経験があり春出場なしというのは福岡と中越の2校しかない<ref group="注">群馬の[[群馬県立高崎商業高等学校|高崎商]]は1998年まで夏出場10回ながら春の出場がなかったが、1999年に初出場。</ref>(戦前は満州・朝鮮・台湾からも出場があり、満州の大連商が夏12回出場し準優勝もありながら、春の出場がないという例がある)。長年福岡が春未出場の夏の甲子園最多出場校として知られていたが、2018年に中越が抜いた。
 
夏の出場回数の方が極端に多い高校は他にもあり、青森の[[青森山田中学高等学校|青森山田]]は夏は[[2004年]]から[[2009年]]までの6年連続で出場し、計10回出場して11勝をあげているが、春の出場は[[2005年]]・[[2016年]]の2回のみで、いずれも初戦敗退に終わったため春は未勝利である。2ケタ以上の甲子園勝利がありながら春の勝利がない学校は20172019年現在、青森山田と沖縄の[[沖縄県立浦添商業高等学校|浦添商]](出場1回)だけである<ref group="注">沖縄水産は2回目の出場となった1996年、沖縄の興南は4回目の出場となった2010年、福島の[[聖光学院高等学校|聖光学院]]は3回目の出場となった2012年、長崎の[[海星中学校・高等学校 (長崎県)|海星]]は5回目の出場となった2016年に初勝利。</ref>。
 
主に夏に強い学校を「夏将軍」「夏の○○」と呼ぶ。北海道の[[駒澤大学附属苫小牧高等学校|駒大苫小牧]]、福井の[[福井県立福井商業高等学校|福井商]]、京都の[[龍谷大学付属平安中学校・高等学校|龍谷大平安]](旧平安)、広島の[[広島県立広島商業高等学校|広島商]]、愛媛の[[愛媛県立松山商業高等学校|松山商]]、高知の[[明徳義塾中学校・高等学校|明徳義塾]]、沖縄の[[沖縄県立沖縄水産高等学校|沖縄水産]]などが代表例である。
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* 福井商は夏22回出場、春17回出場・準優勝1回あるが、春は2005年を最後に出場していない。
* 龍谷大平安は2019年春までに通算75回出場し、夏の大会では優勝が3回、準優勝が4回あるが、春は長年にわたりベスト4が最高で優勝がなく、2014年の大会において38回目の出場で初めて優勝した。
* 石見智翠館(旧江の川)は夏は910回の出場でベスト8とベスト4が1回ずつあるが、春は1994年の1回のみで、その時は甲子園史上2度目の完全試合で敗れたため春はまだ勝利やヒットはおろかランナーも出したことがないという記録がある。
* 松山商は甲子園通算80勝のうち4分の3の60勝が夏の勝利である。
* 明徳義塾は夏優勝1回。春はベスト4が最高、初戦敗退は3回ある。