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左脳 (会話 | 投稿記録)
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裸子植物では、花粉は[[胚珠]]の先端に分泌される液滴(受粉液)に付着して捕捉されると受粉液の吸収によって胚珠の内部に引き込まれ、発芽する。花粉が発芽後、成熟した花粉管になるまで数か月を要する。花粉が発芽するためのエネルギーは、花粉粒内に蓄えられている糖類が利用される<ref> [http://ci.nii.ac.jp/cinii/servlet/QuotDisp?LOCALID=ART0001962899&DB=NELS&USELANG=jp 花粉発芽に関する研究]{{リンク切れ|date=2011年10月}}</ref>。
 
被子植物では、花粉はめしべの上で発芽して[[花粉管]]を形成し、直ちに胚珠内の卵細胞に接近する。さらに花粉管内の2個の生殖細胞によって[[重複受精]]と呼ぶ特殊な受精が起きる。花粉が付着するのは、通常めしべの先端にある柱頭という部位であり、胚はめしべの基部にある[[子房]]にあるから、花粉管は、めしべの長さ分は伸びる事になる。
 
被子植物では花粉管の中にわずかしか[[原形質]]を持たない生殖細胞(精核)が作られるのみで、それが卵細胞と接合する。裸子植物の生殖細胞は厚い原形質を持ち、なかでも[[イチョウ]]や[[ソテツ]]類では発達した[[精子]]となる。精子は球形に近く、らせん状に配列する多数の[[鞭毛]]を持つ。