「アメリカ合衆国」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
せすじ (会話 | 投稿記録)
せすじ (会話 | 投稿記録)
724行目:
世界でも有数の[[多民族国家]]である。2010年の人口統計によると、[[コーカソイド|白人]]([[ヨーロッパ]]系、[[北アフリカ]]系、[[中東]]系、[[中央アジア]]系、[[ラテン系アメリカ人|ラテン系]])72.4%(2億2355万人)、[[ブラックアフリカ|サハラ以南のアフリカ]]系([[ネグロイド|黒人]])12.6%(3892万人)、[[アジア]]系([[東アジア]]、[[東南アジア]]、[[南アジア]]系)4.8%(1467万人)、[[インディアン|アメリカン・インディアン]]0.9%(293万人)、太平洋地域の先住民系0.2%(54万人)、2つ以上の人種を祖先とする国民([[:en:Multiracial American|Multiracial American]])2.9%(900万人)、その他6.2%(1910万人)である。
 
アメリカは[[英語圏]]であるために[[イギリス]]系が多いと思われがちだが、最も多いのは[[ドイツ系アメリカ人|ドイツ系]](17.1%)で、その次が[[アイルランド系アメリカ人|アイルランド系]](12.1%)、3番目に[[イングランド系アメリカ人|イングランド系]](9.0%)となっている。スコットランド系やウェールズ系なども含めた[[:en:British American|イギリス系アメリカ人]]は13.0%を数え、ドイツ系、アイルランド系、イギリス系で全人口の4割以上を占めている。歴代大統領にはイングランド系([[ジョージ・ワシントン|ワシントン]]など多数)以外にスコットランド系([[ジェームズ・モンロー|モンロー]]など)、アイルランド系([[ジョン・F・ケネディ|ケネディ]])やドイツ系([[ドワイト・D・アイゼンハワー|アイゼンハワー]]など多数)とオランダ系([[マーティン・ヴァン・ビューレン|ヴァン・ピューレン]])、そして[[アフリカ系アメリカ人|アフリカ系]]([[バラク・オバマ|オバマ]])が就任している<ref>[http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/8600.html 図録▽米国の民族系列別人口(地図付き)<!-- Bot generated title -->]</ref>。いずれにせよ高位政治家のルーツは西欧プロテスタントに集中しており、アジア系、ラテン系、スラブ系、ユダヤ系、ネイティブ・アメリカン系の家系を自身の主要なアイデンティティとして持つ大統領はいまだ誕生していない
 
また、以前の[[ヒスパニック|ヒスパニック系]]は14.5%(4190万人)だったが、2007年のアメリカの[[国勢調査]]による[[人口統計学]]では、新たに[[ラテンアメリカ|中南米]]諸国から移住したヒスパニックが18.5%(4527万人)と増加傾向にあり、アフリカ系と減少傾向にあるドイツ系を超える人口構成となっている。