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'''黒瀬建設社長銃撃事件'''（くろせけんせつしゃちょうじゅうげきじけん）とは、[[2012年]][[1月17日]]に発生した、[[建設会社]]の[[社長]]が[[暴力団]]の組員に銃撃された事件。
==概要==
2012年1月17日午前5時半頃、[[福岡県]][[中間市]]の黒瀬建設中間支店前の路上で、同社社長（当時53歳）が男に腹や腕を銃撃され、全治約1カ月の重傷を負った<ref name="ichiichinana">[http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012011701002077.html 福岡、建設会社社長撃たれ重傷 路上で2発、男が逃走] 共同通信 2012年1月17日</ref>。男は40歳ぐらいで、黒っぽい服とニット帽にマスク姿をしており、徒歩で逃走した<ref name="ichiichinana"></ref>。黒瀬建設は、下請け業者を選定する際にまとめ役となる「名義人」を務め、銃撃された社長は暴力団排除活動に参加していたことから、暴力団による犯行の疑いで捜査が進められてた<ref name="ichiniroku">[http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0601N_W2A201C1CC0000/ 工藤会系組員2人を逮捕 福岡・中間の建設会社社長銃撃事件で] 日本経済新聞 2012年12月6日</ref>。
2012年[[12月6日]]、[[工藤会]]系組幹部の2人（当時38歳と35歳）が銃撃事件に関与したとして[[殺人未遂]]と[[銃刀法違反]]の容疑で[[逮捕]]された<ref name="ichiniroku"></ref>。2人の関係先から押収した衣服に付いた微物のDNA型が38歳の工藤会系組幹部と一致し、押収した衣服は目撃された犯人の着衣に酷似し、銃撃の際に付く硝煙反応も確認された<ref>[http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012122601001747.html 銃撃実行は38歳組幹部か 押収着衣とDNA型一致] 共同通信 2012年12月26日</ref>。
事件の前後、2人の工藤会の組織内で昇格していたことが判明しており、工藤会が組織的に関わった疑いがもたれている<ref>[http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012120801001022.html 工藤会系幹部2人が組織で昇格 社長銃撃の「恩賞」か] 共同通信 2012年12月8日</ref>。
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