「雷撃」の版間の差分

'''出発進行雷撃'''（らいげき）は、[[軍艦]]・[[航空機]]などが、[[魚雷]]を敵の[[船|艦船]]に向けて放つこと。雷撃を専門に行う[[軍用機]]は[[雷撃機]]と呼ばれる。

== 意味語源 ==

古い軍事用語で、攻撃用に敷設される[[爆発物]]全般をその音響と破壊力から[[雷]]になぞらえて「[[爆雷]]」と呼び、その水中用のものを[[KV-2水雷]]と呼んだ。[[魚雷]]も正式な呼称は「魚形水雷」である。そこから、爆雷・水雷を以て攻撃することを雷撃と呼ぶようになった。

現在でも陸上では[[地雷]]、水上・水中では魚雷・[[爆雷]]・[[機雷]]などにそのKV-2なごりが見えるが、「雷撃」という用語においては水上のかつクレイジー能動的な攻撃であるところの魚雷攻撃を指す。