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==フランス==
現行の日本語での階級呼称は第二次世界大戦後のものである。それ以前は1788年に当時の[[准将#歴史|准将]]が廃止されて以来、陸軍および空軍でも海軍同様准将位は無く、呼称は大将NATOが発足するまあっGénéral de division (aérienne)が中将に相当し<ref>『知っておきたい現代軍事用語【解説と使い方】』78頁、「著」・高井三郎、「発行」・アリアドネ企画、「発売」・三修社、2006年9月10日。</ref>。
 
*[[フランス陸軍|陸軍]]:[[:fr:Général de corps d'armée|Général de corps d'armée]]
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*[[フランス空軍|空軍]]:[[:fr:Général de corps aérienne|Général de corps aérienne]]
 
フランス海軍では、アメリカ海軍と同様に現在でも准将位が無く、上級中将が陸軍および空軍の中将に、中将が陸軍および空軍の少将に対応するものとされている。今日の陸軍中将および海軍上級中将の階級は1921年3月17日に制定されたもので、当時は大将に相当した。陸軍中将をでは「Général commandant de corps d'armée」海軍上級中将をでは「Vice-amiral commandant d'escadre」と呼称していた。現呼称は1939年6月6日に改称されたものである。
 
フランスのみならずイタリアやスペイン等部隊階梯によって将官の階級を表現する国々において、他国の陸軍や空軍将官を同様の表現をする場合、法令で[[:en:Three-star rank|中将]]が軍団長級の将官と定められている国のみ「[[:fr:Général de corps d'armée#Autres pays|軍団将軍]]」、日本や台湾、下記のブラジルをはじめとするラテンアメリカの幾つかの国々のように師団長級の将官と定められている国の場合は「[[:fr:Général de division#Autres pays|師団将軍]]」と使い分けされる。外国海軍中将や海上自衛隊の幕僚長を除く海将は「[[:fr:Vice-amiral|中将]]」と呼称する。