「コンパクトディスク」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
開斗 (会話 | 投稿記録)
開斗 (会話 | 投稿記録)
66行目:
1枚のコンパクトディスクは(ディスク全面を使った場合)、CD-ROM形式の場合、12cmディスクは約650-700MiB、[[8センチCD|8cmディスク]]は約155-300MBの容量を持つ (1MiB = 1024×1024 Byte)。CD-DA形式での収録時間は約74分–80分である。
 
コンパクトディスクは650MiBでは約333,000セクタ、700MiBでは約360,000セクタからなる。<!--媒体のメーカーにより多少増減があります-->1セクタは2,352バイトで、1セクタあたりのデータ容量はCD-ROM(MODE1)及びMODE2・FORM1で2,048バイト、MODE2で2336バイト、MODE2/FORM2で2324バイト、CD-DAで2,352バイトである。CD-ROMはCD-DAより厳密なエラー訂正が必要となるため、2,352バイトのうち304バイトをヘッダやエラー訂正などに割り当てていることからCD-DAより容量が少なくなる。一部では800MiBを超える容量のものもあるが、一部の機器では読み取れない場合がある。これに加えてサブチャンネルが1セクタあたり98バイト(先頭の同期信号を除けば96バイト)存在するので合計最大1セクタ当たり2448バイトとなる。
 
なお、この650MiBという容量は以下の計算式によって求められる。CD-DA形式では音楽データを[[サンプリング周波数]]44.1kHz、[[量子化ビット数|ビット深度]]16bit、チャンネル数2.0ch[[ステレオ]]で記録している(1秒分の音楽データを44,100回に分割し、1回あたり16bitを費やして記録している)。このため、1秒分のデータ量は16×44,100×2÷8=176,400バイトである。これが74分だと176,400×60×74=783,216,000バイトとなり、これは約747MiBとなる。全領域に音楽データだけを記録するならこれだけの記録が可能だが、CD-ROMの場合はエラー訂正用データ等が入るため、使用できる容量は783,216,000÷2352×2048=681,984,000バイトとなり、これが約650MiBとなる。