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Rickettsiaceae 科、{{Sname}}
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{{生物分類表
| 名称 = リケッチア
| 色 = lightgrey
| 画像 = [[Image:Rickettsia rickettsii.jpg|190px]]
| 画像キャプション = 宿主細胞中で増殖する{{Snamei|R. rickettsii}}
| ドメイン = [[真正細菌]] {{Sname|en|Bacteria|Bacteria}}
| 門 = [[プロテオバクテリア門]]<br />{{Sname|en|Proteobacteria|Proteobacteria}}
| 綱 = [[プロテオバクテリア門#αプロテオバクテリア綱|アルファプロテオバクテリア綱]]<br />{{Sname|en|Alpha Proteobacteria|Alphaproteobacteria}}
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* {{Snamei|R. rickettsii}}
* {{Snamei|R. typhi}}
他に1923(2011(2019年現在)
}}
 
'''リケッチア''' ({{Snamei|Rickettsia}}、'''リケッツィア'''、'''リケッチャ'''、'''リッケットシア'''とも表記。) は、狭義では{{Snamei|Rickettsia}} 属および、広義では {{Sname|en|Rickettsiaceae}} 科の微生物の総称。[[ダニ]]等の[[節足動物]]を媒介とし、[[ヒト]]に[[発疹チフス]]あるいは各種リケッチア症を引き起こす。ウイルスと同じように細胞外で増殖できない。偏性細胞内寄生体とも呼ばれる。
 
Rickettsiaという名称は、発疹チフスの研究に従事し、結果的にそれが原因で亡くなった {{Lang|en|Howard Taylor Ricketts}} の名に因んでいる。
 
== 概要 ==
リケッチアは非運動性で[[グラム染色]]で陰性である。{{val|1|-|4|ul=um}} の球状または桿体、あるいは連鎖状、繊維状の形状を示す。[[ウイルス]]、[[クラミジア]]、[[ファイトプラズマ]]等と同じく単独で増殖が出来ない(偏性細胞内寄生性)。増殖は宿主の血管内皮系の細胞内で行われ、宿主細胞の代謝低下時に最もよい増殖を示す。宿主細胞から取り出し単独におくと急速に死滅する。感染した血管には血栓が生じ、血管破裂、壊死を引き起こす。これが体のどこで起こるかは種により異なり、これが症状の差違を引き起こす。
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{{DEFAULTSORT:りけつちあ}}
[[Category:リケッチア|*]]
[[Category:プロテオバクテリア門]]
[[Category:病原体]]
{{Bacteria-stub}}
{{Medical-stub}}