「吊り掛け駆動方式」の版間の差分

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吊掛式の高速車両例と開発経緯補足
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'''吊り掛け駆動方式'''(つりかけくどうほうしき'''釣り掛け駆動方式'''とも称す)は、[[電車]]・[[電気機関車]]などの電気車において、[[電動機|モーター]]から[[輪軸 (鉄道車両)|輪軸]]に動力を伝達する(モーターを[[鉄道車両の台車|台車]]に装架する)方式の一種。
 
手法としては単純で、既に古典的な方式である。
 
'''釣掛式'''<ref name="川辺謙一2007">{{Cite book|和書 |author = 川辺謙一 |year= 2007 |title = [超図解]鉄道車両を知りつくす |publisher = 学習研究社 |isbn = 978-4-05-403569-0 |page = 29}}</ref>、'''吊りかけ式'''<ref name="宮本2012">{{Cite book|和書 |author = 宮本昌幸 |year= 2012 |title = 鉄道車両の科学 |publisher = ソフトバンククリエイティブ |isbn = 978-4-7973-4220-8 |pages = 130-131}}</ref>、'''つりかけ式支持装置'''<ref name = "JIS E 4001_42"/>などとも表記する。[[日本業規格]](JIS)による英語表記は「'''nose suspension drive'''」とされる<ref name = "JIS E 4001_42">{{cite book|和書|editor=日本工業標準調査会 |title=JIS E 4001 鉄道車両―用語 |year=2011 |page=42}}</ref>。
 
日本では、電車の駆動方式としては[[カルダン駆動方式]]に取って代わられ、現存例は多くない。しかし、電車であってもナローゲージや路面電車の大半にはまだ多くで採用されており、また大型の主電動機を装備する電気機関車の駆動方式としては21世紀現在でも広く使われている<ref name="宮本2012"/>。