削除された内容 追加された内容
薨去されたホーエンベルク公ゲオルクを団員一覧から除去、また顕著な特筆性が認められるウェリントン公アーサーの記述を復活。
出典が明記されていない記述を削除、ウェリントン公はスペインから授与は確認できたがオーストリアは確認できなかった。執筆者が混同した可能性がある。
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File:Friedrich Wilhelm von Haugwitz 3.JPG|1763年画、[[フリードリヒ・ヴィルヘルム・フォン・ハウクヴィッツ|ハウクヴィッツ伯爵]]
 
File:Arthur Duke of Wellington.jpg|1815年頃画、[[アーサー・ウェルズリー (初代ウェリントン公爵)|ウェリントン公アーサー]]<br/>'''※非カトリック'''<ref group="注釈">[[ナポレオン戦争]]で活躍した軍人で、ナポレオンに決定的勝利を収めた。後に[[イギリスの首相|首相]]。</ref>
File:GeorgeIVbyLawrence3.jpg|1820年頃画、英国王[[ジョージ4世 (イギリス王)|ジョージ4世]]<br/>'''※非カトリック'''<ref group="注釈" name="george4">[[ナポレオン戦争]]後の1814年に主要国の要人をロンドンで歓待した際に、[[ジョージ4世 (イギリス王)|ジョージ]][[摂政皇太子|摂政王太子]]は各国の最高勲章を受章した(オーストリアからは皇帝の代理として[[クレメンス・フォン・メッテルニヒ|メッテルニヒ宰相]]が訪英)。英国摂政王太子としての期間が長く、すでに主要国の君主より年長だったことと、ナポレオン戦争で英国が重要な役割を果たしたことから、異例の受章となった。([[#君塚 2014|君塚 2014]] p.70-75)</ref>
File:Radetzky-von-radetz.jpg|1850年頃画、[[ヨーゼフ・ラデツキー|ラデツキー将軍]]
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現在も[[ハプスブルク=ロートリンゲン家|ハプスブルク家]]が主催するオーストリア金羊毛騎士団は、ハプスブルク一族、旧ドイツ諸侯家などを団員としている。現役国家元首としては、ベルギー国王、ルクセンブルク大公、[[リヒテンシュタイン家|リヒテンシュタイン侯]]が在籍する。前述の通り、ベルギー国王、ルクセンブルク大公はスペイン金羊毛騎士団員でもある。
 
帝政時代から今日に至るまで、団員資格をカトリック教徒の男性に限定している。そのため日本の皇室のみならず、同じヨーロッパの王侯でも非カトリック教徒が団員となることは原則として無い。ただし、[[ナポレオン戦争]]期に英国の[[ジョージ4世 (イギリス王)|ジョージ摂政王太子]](のち、国王)<ref group="注釈" name="george4"/>や[[アーサー・ウェルズリー (初代ウェリントン公爵)|ウェリントン公アーサー]]が例外的に受章した。オーストリア金羊毛勲章を受けることは、現在でもドイツ系の王侯貴族の間では格式ある名誉とされる。
 
=== 主権者 ===