「富士ステークス」の版間の差分

競走名の「富士」は[[富士山]]に由来。富士山は、[[静岡県]]と[[山梨県]]にまたがる[[成層火山|円錐状成層火山]]<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。標高は3776mで日本一高い<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。古来より「日本一の名山」として万葉などの古歌に詠まれ、[[平安時代]]から信仰登山が盛ん<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。2013年6月には「富士山－信仰の対象と芸術の源泉」として[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]]の[[世界文化遺産]]に登録された<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。東京競馬場のスタンドからは晴れた日に富士山が見えることがあり、2007年に完成した新スタンドも「フジビュースタンド」と名付けられている<ref name="JRA注目" />。

1981年に[[ジャパンカップ]]が創設された際、同競走に出走する招待馬とその帯同馬、および代表候補の[[地方競馬]]所属馬が出走できる[[招待競走 (競馬)|国際招待競走]]として、[[11月]]上旬に4歳（現3歳）以上の馬による芝1800mの[[中央競馬のオープン特別競走|オープン競走]]が東京競馬場で設けられた<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。このオープン競走に1984年より「'''富士ステークス'''」と競走名がつけられ、これが本競走の前身とされている<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。

その後1997年より距離を芝1400mに短縮し、馬や関係者の諸費用をJRAが負担しない[[国際競走]]に改めた<ref name="特別レース名解説" />うえ施行時期も11月下旬に移され、[[スプリンターズステークス]]の前哨戦として位置づけられた<ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。1998年には重賞（GIII<ref group="注" name="grade">当時の格付表記は、JRAの独自グレード。</ref>）に格付けされた<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。

2000年にスプリンターズステークスの施行時期が初秋の[[中山競馬場|中山]]開催に移されると、本競走は距離を芝1600mに変更のうえ施行時期も10月に繰り上げ、[[マイルチャンピオンシップ]]の前哨戦に位置づけられた<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。2014年からは本競走の1着馬に、マイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられている<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。

* JRA所属馬（[[外国産馬]]含む）

* [[外国馬|外国調教馬]]（9頭まで、優先出走）

* 19931997年 - [[国際競走]]に変更<ref name="JRA注目" />。