「ワールド・ベスト・レースホース・ランキング」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
60行目:
 
== 問題 ==
{{独自研究|section=1|date=2019年8月18日 (日) 06:13 (UTC)}}
問題としてあげられるのが、常に欧州馬偏重になっていることである。各国の競走馬が、たとえ自国で活躍しても、欧州のレースや、もしくは欧州馬と戦い、そして先着しないとそれらの馬には高いレーティングを与えられないという問題がある。近年では例えば[[ディープインパクト (競走馬)|ディープインパクト]]に対するレーティングをめぐり、イギリスの日刊競馬新聞である「[[レーシング・ポスト]]」紙が2006年の世界チャンピオンをディープインパクトとした<ref>[[合田直弘]] 「[https://web.archive.org/web/20090108031121/http://www.netkeiba.com/news/?pid=column_view&no=6559 ワールドランキングへの異議]」 『合田直弘 世界の競馬』、netkeiba.com、2007年1月24日([[インターネットアーカイブ]]によるcache)</ref>例がある。ワールド・サラブレッド・レースホースランキングに名称を改めた2004年以降は、全体的にヨーロッパの馬のレートが下がると共に、アメリカや日本を含むその他の地域の馬が評価される傾向があり、問題はやや解消されてはいるが、依然としてこのような問題は残っている。
 
また、僅差で勝った馬には、勝った相手が名馬であることを除けば比較的低いレーティングを与えられることが多い。要するに、レースのペースや馬場状態などを考慮せずに、単純に千切ったかそうでないかで決められる。実際、神の馬と呼ばれた[[ラムタラ]]の勝ったレースは、着差がわずかなためレーティングがそれほど高いわけではない。また、ラムタラの件に関しては、オーナーが中東勢の人間であったために意図的にレーティングを低くしたのではないかと一部でささやかれた。