「7.62x51mm NATO弾」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
79行目:
 
== その後 ==
アサルトライフルおよび[[分隊支援火器]]では高速小口径弾にとって代わられたものの、[[狙撃銃]]や[[汎用機関銃]]の銃弾として広く使用され続けている。全自動射撃時の制動性さえ問題なければ対人用途の弾薬としてもっともバランスの取れた有効射程と殺傷能力を有しているといえる。対して5.56mmのような高速小口径弾は200mを超えるような長距離射撃になると弾頭の軽さから命中率が悪化し殺傷能力も急激に低下する(これは、大国の正規軍はもとより、中小国のテロリストや軍閥・武装勢力といった非正規軍においてすらも、高性能[[ボディアーマー]]の普及した現代においては無視できないデメリットである)。12.7mmのような大口径弾は弾道性能は申し分なく、超長距離射撃も可能であるが、強烈な反動に耐えるために銃本体が重くなってしまい、取り回しに難がある。
 
ウィンチェスター社は[[1952年]]にT65の民間用弾丸を発売した。これは今日でもスポーツ射撃用途に人気があり、.308 ウィンチェスター弾(.308 Winchester)の名で知られている。この弾丸は、中距離で[[ヘラジカ]]や[[アカシカ]]を狩猟する際によく使われる(長距離では短縮化前の.30-06や、それを更に延長した.300win Magに分がある)。