「吊りスカート」の版間の差分

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主に[[北陸地方]]、[[関西]]、[[中国・四国地方]]、[[九州]]中南部([[沖縄県|沖縄]]を除く)の小学校では'''標準服'''として女子に吊りスカートの着用を求めている場合が多い。形態は後部でクロスさせるものが多く、上には白のポロシャツ(胸ポケットがある)などの白いボタン付きシャツを着つことが多い。ただ、同じ自治体でも、標準服を採用している学校としていない学校が混在しているケースもある。[[NHK全国学校音楽コンクール]]の都道府県コンクールやブロックコンクール、全国コンクールに本来は私服の小学校でも制服がある学校同様の服装で合唱を披露することがある。逆に[[全日本吹奏楽コンクール]]に参加する学校で実際は本来の制服が吊りスカートであってもサスペンダーを外した状態で演奏を披露することもある。広島市の小学校で吊りスカートの制服を採用している所が多い影響もあり[[平和祈念式典]]で[[平和の鐘 (広島市)|平和の鐘]]をつくこども代表の女子生徒(隔年、こども代表の男子生徒が鐘をつく年もある)、平和への誓いを担当する小学六年生の女性代表者は吊りスカートの制服で出席することが多い。[[長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典]]の献水を担当する中学生代表の生徒の制服が[[平成30年]]、[[令和元年]]と在籍先の中学校の制定している吊りスカート姿で参加されていた。葬式、法事で学校の制服を喪服と同等の慣習があるため制服がある学校の場合は葬儀場、寺院に吊りスカート姿(冬季は上着着用)で参列する女子児童、女子中学生がいる。制服がない地域は黒か白の私服で参列することもある。
====減少傾向====
宮崎市の中学校は[[清掃]]、[[技術|技術 (教科)|技術]]、[[美術|美術 (教科)|美術]]、創作系の[[部活動|クラブ活動]]などで作業服といわれる[[サロペット]]を履く慣習があり吊りスカート、腰で履くスカートの学校関係なく上から履く慣習がある。[[宮崎市立檍中学校]]のように[[スラックス]]を導入(スラックス選択者は[[ブレザー]]選択可)により吊りスカート(従来通りのセーラー服の下にサスペンダー)と併用することになった。
吊りスカートの制服だった[[新上五島町立魚目中学校]](存続)が腰で履くスカートの制服である[[新上五島町立北魚目中学校]](廃校)と統合するとき魚目中学校は吊り紐を廃止している。[[明石市立魚住中学校]]、[[明石市立魚住東中学校]]のようにブラウスを廃止しポロシャツを導入するときに吊り紐を廃止するケースや北九州市立の中学校が検討している標準服の導入の案件[https://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000827986.pdf](早鞆中学校、南曽根中学校などが該当)や学校の統合、新設([[神戸市立湊翔楠中学校]]、大牟田市立宅峰中学校の新設時にいずれも母体校の吊りスカート廃止)、分離時(吊りスカートの制服である柏市立田中中学校等から分離した制服選択のできる[[柏市立柏の葉中学校]])にモデルチェンジで腰で履くスカートに変更やスラックスを導入することもあるので年々減少傾向にある。