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=== フィアットグループ内での再生 ===
[[ファイル:Maserati Modène 0002.JPG|thumb|right|200px|モデナのマセラティ本社]]
1993年、デ・トマソは[[フィアット]]にマセラティ株を売却し、フェラーリやアルファロメオと同様に、マセラティもイタリア最大のフィアットグループ(現[[フィアット・クライスラー・オートモービルズ]])傘下に加わる。1997年にはフェラーリの子会社となり、[[ルカ・ディ・モンテゼーモロ]]会長の下で再び高級スポーツカーブランドとして再構築が進められた。生産体制の合理化によりデ・トマソ時代の品質問題は改善され、フェラーリ製F1マティック譲りのパドルシフト式[[セミオートマチックトランスミッション|セミAT]]「カンビオコルサ」が装備された
 
1997年にはフェラーリの子会社となり、[[ルカ・ディ・モンテゼーモロ]]会長の下で再び高級スポーツカーブランドとして再構築が進められ、生産体制の合理化によりデ・トマソ時代の品質問題は改善された。[[ピニンファリーナ]]がボディをデザインし、フェラーリの工場でエンジンを組み立て、フェラーリ製F1マティック譲りのパドルシフト式[[セミオートマチックトランスミッション|セミAT]]「カンビオコルサ」を採用するなど、フェラーリカラーが色濃くなった。
2005年には、かつてライバルだったアルファロメオと統合され、世界市場で戦う量産ラグジュアリーブランドへの変化を目指し、これまでの少量生産から一転した拡大戦略を図っている。人気の高級[[スポーツ・ユーティリティ・ビークル|SUV]]市場にむけて「[[マセラティ・レヴァンテ|レヴァンテ]]」を投入するなど、ラインナップを広げた結果、全世界の新車販売台数は2017年に5万台を突破した<ref>{{Cite news |title=マセラティ世界販売、SUV好調で22%増…日本は46%増 2017年 |url=https://response.jp/article/2018/02/05/305659.html |newspaper=レスポンス |publisher= |date=2018-02-05 |accessdate=2019-08-20}}</ref>。2020年代に向けては[[電気自動車|EV]]や[[プラグインハイブリッド|PHV]]など電動化を進める計画を発表している<ref>{{Cite news |title=マセラティ新車情報 新型スモールSUV フルEVのスーパーカーも |url=https://www.autocar.jp/news/2018/06/05/294887/ |newspaper=AUTOCAR |publisher= |date=2018-06-05 |accessdate=2019-08-20}}</ref>。
 
2005年にはフェラーリ傘下から離れ、かつてライバルだったアルファロメオと統合され、世界市場で戦う量産ラグジュアリーブランドへの変化を目指し、これまでの少量生産から一転した拡大戦略を図っている。人気の高級[[スポーツ・ユーティリティ・ビークル|SUV]]市場にむけて「[[マセラティ・レヴァンテ|レヴァンテ]]」を投入するなど、ラインナップを広げた結果、全世界の新車販売台数は2017年に5万台を突破した<ref>{{Cite news |title=マセラティ世界販売、SUV好調で22%増…日本は46%増 2017年 |url=https://response.jp/article/2018/02/05/305659.html |newspaper=レスポンス |publisher= |date=2018-02-05 |accessdate=2019-08-20}}</ref>。2020年代に向けては[[電気自動車|EV]]や[[プラグインハイブリッド|PHV]]など電動化を進める計画を発表している<ref>{{Cite news |title=マセラティ新車情報 新型スモールSUV フルEVのスーパーカーも |url=https://www.autocar.jp/news/2018/06/05/294887/ |newspaper=AUTOCAR |publisher= |date=2018-06-05 |accessdate=2019-08-20}}</ref>。
 
== 特徴 ==