「さくら荘のペットな彼女」の版間の差分

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{{Infobox animanga/Header|タイトル= さくら荘のペットな彼女|サイズ=|説明=|ジャンル= [[ラブコメディ|ラブコメ]]}}
{{Infobox animanga/Novel
|著者= [[鴨志田一]]
|イラスト= [[溝口ケージ]]
|出版社= [[アスキー・メディアワークス]]
|他出版社= {{旗アイコン|韓国}}[[鶴山文化社]]<br />{{flagicon|Hong Kong}} [[台湾国際角川書店]]<br />{{flagicon|CHN}} [[広州天聞角川動漫]]
|掲載誌=
|レーベル= [[電撃文庫]]
|開始= [[2010年]]1月
|終了= [[2014年]]3月
|巻数= 全13巻<ref name="zen13">{{Cite web|url=http://sakurasou.dengeki.com/news/#c34|title=「さくら荘」10巻発売! 本編ついに感動のフィナーレ!! そして、10.5巻も発売予定!!|publisher=[[電撃文庫]]|date=2013年7月10日|accessdate=2013年11月10日}}</ref>(本編10巻 + 短編3巻)
|話数=
|その他=
}}
{{Infobox animanga/Manga
|タイトル=
|作者= 鴨志田一
|作画= 草野ほうき
|出版社= アスキー・メディアワークス
|他出版社=
|掲載誌= [[電撃G's magazine]]→[[電撃G'sコミック]]
|レーベル= [[電撃コミックス]]
|開始号= '''電撃G's magazine'''<br/> [[2011年]]4月号
|終了号= 2014年4月号<br/>'''電撃G'sコミック'''<br/> Vol.1 - Vol.14
|巻数= 全10巻
|話数=
|その他=
}}
{{Infobox animanga/TVAnime|原作= 鴨志田一|監督= [[いしづかあつこ]]|シリーズ構成= [[岡田麿里]]|脚本=|キャラクターデザイン= [[藤井昌宏]]|音楽= 林有三|製作= さくら荘製作委員会|放送局= [[#放送局|放送局]]参照|放送開始= [[2012年]]10月|放送終了= 2013年3月|話数= 全24話|アニメーション制作= [[ジェー・シー・スタッフ|J.C.STAFF]]|その他= <span style="color:skyblue">'''PG-12'''</span>指定}}
{{Infobox animanga/Game
|タイトル=
|ゲームジャンル= [[シミュレーションゲーム|ゲーム制作シミュレーション]]<br />[[恋愛ゲーム (ゲームジャンル)|恋愛アドベンチャー]]
|対応機種= [[PlayStation Vita|PS Vita]]、[[PlayStation Portable|PSP]]
|開発元= 熱中日和
|発売元= [[角川ゲームス]]
|総監督=
|プロデューサー=
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|キャラクターデザイン=
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|シナリオ=
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|メディア= [[ユニバーサル・メディア・ディスク|UMD]]、[[ダウンロード販売]]
|ディスクレス起動=
|アクチベーション=
|プレイ人数= 1人
|発売日= 2013年[[2月14日]]
|出荷本数=
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{{Infobox animanga/Footer|ウィキプロジェクト= [[プロジェクト:ライトノベル|ライトノベル]]・[[プロジェクト:漫画|漫画]]・[[プロジェクト:アニメ|アニメ]]|ウィキポータル= [[Portal:文学|文学]]・[[Portal:漫画|漫画]]・[[Portal:アニメ|アニメ]]}}
{{ライトノベル}}
『'''さくら荘のペットな彼女'''』(さくらそうのペットなかのじょ)は、[[鴨志田一]]著の[[ライトノベル]]。[[イラストレーション|イラスト]]は[[溝口ケージ]]が担当している。[[2012年]]10月から[[2013年]]3月まで[[テレビアニメ]]が放送された<ref name="zen13"/>。
 
== ストーリー ==
{{不十分なあらすじ|date=2014-02-09}}
水明芸術大学附属高校(水高、スイコー)の学生である'''神田空太'''は、高校1年の夏に学生寮で[[ネコ|猫]]を飼っていたことが発覚して校長に呼び出され、猫を捨てるかさくら荘に移るかの選択を迫られた。大の猫好きで権威に逆らってみたかった空太は猫を取って寮を追い出され、悪名高い「さくら荘」へ移ることとなった。やがて春になり、スイコーに編入してきた世界的天才画家の'''椎名ましろ'''がさくら荘へ入ってくるが、彼女の常識の無さに空太は振り回されていく。
 
==登場人物 ==
登場人物名は実在の鉄道駅名から、空太が飼っている猫は[[新幹線]]の名称<ref group="注">「あおば」「あさひ」は廃止され現存しない。</ref>から付けられている{{要出典|date=2016年5月}}。7巻でそれぞれ進級・卒業する。担当[[声優]]は、[[ドラマCD]]版・テレビアニメ版共通。美咲、仁、七海らの便宜上、元さくら荘に準じる人物もさくら荘に明記する。
=== さくら荘 ===
; 神田 空太(かんだ そらた)
: 声 - [[松岡禎丞]]
: 本作の主人公。さくら荘101号室の住人で、普通科の2年1組→3年1組(7巻より)。身長170cm、体重60kg(アニメ版では身長168㎝、体重58㎏)
: ペット禁止の一般寮で猫を飼っていたことを理由に追い出され<ref group="注">飼っていた猫とは別に、大人の言い分に逆らってみたかったとも語っている。</ref>、1年の夏からさくら荘に入居している。猫好きで飼い主のいない猫達と暮らしている。部屋では白猫のひかりと黒猫ののぞみを飼っている。
: 2年の春、さくら荘に入居したましろの世話をする当番(ましろ当番)を押しつけられる。ましろの才能を目の当たりにして自分のやりたいことを見つけ、ゲームデザイナーを目指す。龍之介や仁と意見を交わしながら成長し、完成度の高い作品を作れるようになった。4巻でゲーム会社の役員の目にとまりプレゼンテーションする機会を得<ref group="注">2巻でもプレゼンの機会を得てプレゼンに挑むが、その場で不採用が告げられた。</ref>、5巻にてプレゼンを突破し販売に関する話が出るが、6巻で立ち消えになる。その後もプログラミングの勉強を続け、ゲームデザイナーの道を諦めていない。
: ましろに振り回されながらも好意を抱き、修学旅行中にその想いを告げて恋人同士になるが、リタから色々警告されたりましろから求められても応えられなかったりする等、一線こそ越えたものの前途多難である。
: さくら荘では比較的常識人でありツッコミ役に回ることが多い。また、栞奈曰く「物事の判断基準は基本さくら荘」となっており、空太は自らを「普通」と称するが、さくら荘に引っ越したその日からクセのある美咲や龍之介と分け隔てなく接し、生活破綻者であるましろの面倒もしっかり見ているため、仁や七海からは「十分普通じゃない」と評されている。
: 3年生に進級すると同時に龍之介、伊織、リタの3人の正式なメンバーとましろや美咲といった半ば外部のメンバーで新たなゲーム作りに励んでいる。その後は栞奈も含めて活動していたが、その中でゲーム作りと漫画の執筆により互いに忙しくなっていくにつれて、ましろとすれ違うようになり卒業を機に互いに好きでありながら別れる事を選択する。
: スイコー卒業後は推薦入試で水明芸術大学メディア学部コンテンツデザイン学科に進学。龍之介と一緒に大学近くの古い木造一戸建てに暮し住居兼開発室とした。大学3年に進級すると同時にゲーム会社を設立し、それまでのメンバー(ましろを除く)に志穂を加えて活動している。大学卒業後のさくら荘の取り壊し前の最後の同窓会でましろと寄りを戻す。寄りを戻した後も2人にとって離別の要因となったクリスマスには縁が無い模様。
: 苗字のモデルは[[神田駅 (東京都)|神田駅]]{{要出典|date=2016年5月}}。
; 椎名 ましろ(しいな ましろ)
: 声 - [[茅野愛衣]]
: 本作の[[ヒロイン]]。さくら荘202号室の住人で、美術科の2年生→3年生(7巻より)。仁によれば身長162cm 体重45kg B79 W55 H78でまちがいないとのこと。
: 世界的な天才画家として名を馳せているが、感情表現に乏しく、一人ではまともに身の回りのことすらできない常識と生活力のなさから空太に「介護」されている。勉強が苦手でテストで全教科0点を取るも、驚異的な暗記力を発揮して回答を丸記憶し、同じ問題を使った再テストでは全教科満点を取った。両親は美術関係の職で今は外国に住んでいる。当初は感情をあまり表に出さず無表情だったが、空太らと過ごしていく内に表情や感情を表すようになってきた。淡々と喋り、事情を知らない人間が聞けば誤解するような発言ばかりする。頑固な一面があり、一度決めたことは編集者の綾乃の説得でも曲げない。現在は漫画家を目指している。[[バウムクーヘン]]や[[煎餅]]が好物だが、店の陳列物を会計前に食べてしまう非常識人。
: 2年の春にスイコーに編入し、さくら荘に入居する。何故か空太に懐き、やがて意識するが、本人にとって初めての感情でそれが何かを理解していない様子。七海やリタが空太と仲良くしている姿を見ると機嫌が悪くなる。出会った頃は羞恥心がなく裸のままで空太に着替えを準備させていたが、1ヶ月を過ぎる頃には空太に裸を見られることが恥ずかしいと思うようになった。もっとも、自分の服の洗濯や着替えの準備を要求することは変わらない。6巻にて自分の気持ちに気付き、7巻にて空太に告白して恋人同士になるが、当の空太がアクションを起こさないので不満を抱くようになっていたこともある。
: 画家としての才能は格別で、空太の飼い猫をスケッチした際に「本物より本物らしい」と評されるほどの画力を持つ。描く漫画作品は画力は優れるがストーリーは淡々として面白みがないと評され本人も気にしていたが、空太をモデルにスケッチするなど空太やさくら荘の面々と関わるようになってからは「読める」漫画へと変わっていく。初連載の漫画のネタはさくら荘をモデルとしており、空太とましろの役割が逆転している。現在はリタに教わった[[パーソナルコンピュータ|パソコン]]を使って描いている。
: 進級してからは空太への想いを伝えるために空太の絵を描き始め、完成と同時に告白する。その後、修学旅行を機に付き合うこととなる。
: 空太とは所謂「一線」を越えても、自身の漫画の執筆などあってすれ違うようになっていた。現状を危惧した空太から別れることを提案され承諾する。
: スイコー卒業後はさくら荘近くのマンションでリタと暮らし、執筆活動を続ける。空太の大学卒業を機に再び寄りを戻すこととなった。
: 苗字のモデルは[[西武池袋線]][[椎名町駅]]{{要出典|date=2016年5月}}。
; 青山 七海(あおやま ななみ)
: 声 - [[中津真莉|中津真莉子]]
: 普通科の2年1組→3年1組(7巻より)。身長158cm 体重?kg B81 W58 H83。
: 当初は一般寮で生活していたが、家賃滞納を理由<ref group="注">家賃滞納を空太に相談したところ、空太が冗談半分で言った「さくら荘に来れば?」が発端となっている。さくら荘への転居を決めた本当の理由は、さくら荘における空太の生活態度やましろとの関係を確かめる(監視する)ため。</ref>に、2年の夏にさくら荘203号室の住人となる。髪型は[[ポニーテール]]。[[声優]]を目指していて養成所に通っている。生活費と養成所のレッスン料を稼ぐために、コンビニでバイトをしている頑張り屋。
: [[大阪府|大阪]]出身。声優志望だが両親に反対され、迷惑をかけないという条件でスイコーに進学すると共に声優養成所に通う。声優になるため普段からイントネーションに気をつけながら標準語を話すが、パニックになると大阪弁が出てしまう。空太に好意を抱いており、ましろをライバル視し2巻で宣戦布告する。空太本人は気付いていないが、七海が空太に思いを寄せていることは周りにばれている。枕にトラ次郎と命名し、彼女が空太への心情を吐露する際に一人喋りの相手として使っている。
: 無理という言葉で自分の限界を決めるのが嫌いで、さくら荘に引っ越してきた際、バイトをはじめ目一杯の生活に加えて、道徳的理由からましろ当番を空太から奪い引き受けるが、結局体調を崩す結果になり周りに迷惑をかけてから無理をしない様に自分に言い聞かせる。
: 2年時の2月に参加したオーディションで合格したら空太に告白しようと決めていたが、結果は不合格。告白はせず、一からやり直すことを決めた。7巻にて告白したものの、空太がましろを選んだことで失恋する。
: 空太とのデートの際に、さくら荘に対して「居たい」という気持ちが甘えに繋がっていると判断したため美咲のアニメのオーディションが一段落したらさくら荘を出ることを決意。9巻にて修学旅行が終わったのを機に一般寮へと戻って行った。その後もさくら荘のメンバーを何かと気にかけている。また新たな声優養成所に通うことも空太に話している。卒業前には半ばトレードマークであったポニーテールをカットした。
: スイコー卒業後は水明芸術大学演劇学部に進学し、大学2年時に声優事務所に所属することになる。大学卒業後も順調に声優の道へと進み、オーディションを受ける日々を送っている。
: 苗字のモデルは[[青山駅]]{{要出典|date=2016年5月}}(同名の駅名が複数箇所に所在)。
; 上井草 美咲(かみいぐさ みさき)→三鷹 美咲(みたか みさき)
: 声 - [[高森奈津美]]
: さくら荘201号室の住人で美術科の3年生→水明芸術大学映像学部1年。身長156cm 体重46kg B87 W56 H85。
: 入学して一週間でさくら荘に島流しされたときは千尋しかいなく、皆が入居するまでの間は部屋を綺麗にして守っていた。趣味は[[アニメ]]や[[ゲーム]]で、自作アニメも多数制作している。小さな町の中学校では学年トップの優秀な成績だった。中学校では友人がいなく、美咲が「仙人」と呼んでいた恩師からの薦めでスイコーへ進学を決めた。ここ10年で唯一の芸術科特待生と認められた実力者だが、アニメ制作に夢中になって権利を剥奪されている。ただし、スイコーでの成績は3年間首席。ゲームやアニメの共同製作ではグラフィックなどを担当。
: 自作のアニメの評価は高く、ネット上で神と崇められておりDVD化の話がいくつも舞い込んできており、その収入はかなりのもの。自動車の免許を既に取得しており<ref group="注">アニメ版では夏休み中に取得。</ref>、即日全額現金払いで[[ライトバン]](アニメ作中では三菱EKワゴン)を購入し、要所でさくら荘のメンバーに足を提供している。
: 空太を「こーはいくん」、ましろを「ましろん」、七海を「ななみん」、龍之介を「ドラゴン」<ref group="注">当初はそのまま「龍之介」と呼んでいたが、そのことを空太に指摘されたのをきっかけに「ドラゴン」と命名して呼ぶようになった。</ref>、伊織を「いおりん」、栞奈を「ノーパン」、リタを「りったん」、沙織を「はうはう」、志穂を「しーほん」と呼ぶなど他人に渾名を付けたがる傾向がある。[[たこ焼き]]を食べるために車で8時間かけて[[大阪]]へ行ったり、[[ラーメン]]1杯を食べるために[[札幌]]へ飛び滞在1時間で帰ってきたりなど、行動力が桁違いに高く、しばしば周囲の人も巻き込んで飛び回る。その数知れない奇態ゆえ空太から「宇宙人」と呼ばれる。
: 仁に対しては下駄箱に[[婚姻届]]入りのラブレターを入れたり、仁の誕生日にリボンで自らを飾り立てた全裸姿で待ち伏せるなど猛烈なアタックを繰り返す。何時もハイテンションな性格だが、仁の件で一度落ち込むと急激にテンションが下がり思いつめる繊細な面もある。スイコー卒業直前にやっと仁と両想いになり、彼が自分に釣り合う脚本家になるまで待つことになる。
: スイコー卒業後は水明芸術大学映像学部に進学。と同時にさくら荘の隣に家を新築して移り住んだ。また大阪の大学に進学する仁から卒業後まで待つようにと渡された婚姻届をすぐに届け出て夫婦になった。その後もさくら荘に遊びに来る<ref group="注">自分のことを「さくら荘の名誉住人」と称している。</ref>。大学卒業後はあっさり大学院に進学している。
: 作者の次作シリーズの3巻にあたる「青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない」では、仁と共にニュースのワンコーナーで登場している。
: 苗字のモデルは[[西武新宿線]][[上井草駅]]{{要出典|date=2016年5月}}。
; 三鷹 仁(みたか じん)
: 声 - [[櫻井孝宏]] / [[田頭里奈]](幼稚園)
: さくら荘103号室の住人で普通科の3年生→大阪の芸術大学(アニメでは大阪総合芸術大学)へ進学。身長178cm 体重65kg。
: [[脚本家]]を目指している。美咲とは幼馴染。美咲の制作するアニメでは脚本を担当するが、ネット上ではアニメの出来に対して脚本が伴わないという評価<ref group="注">美咲のがっかりした表情から仁自身が悟っている。</ref>を受けてかなりショックを受けており、大学への内部進学を蹴って、脚本の勉強をするために大阪の大学へ進学することを決めた。
: 普段は落ち着いた性格だが、一度怒りだすと喧嘩早くなる。女性関係にだらしなく日替わりで<ref group="注">2年の夏時点で4人、3年の春時点で6人。</ref>女性宅に寝泊まりしていたが、どの女性とも本気で付き合っていなかった。外部受験を期に女性達とは縁を切っている。また、空太のことを「自慢の後輩」だと思っている。
: 初恋の相手は美咲の姉・風香だが、彼女を通して妹の美咲を見ていたことが判ってしまい、ひどい別れ方をしている。美咲のことは才能がある変な幼馴染と見ていたが、その才能を妬み傷つけたいと思いつつも傷付けるのが怖く、きれいなままで側にいてほしいからと、今のようなつかず離れずの関係になった。それでも美咲のことは意識しており大事にしたいと思っている。クリスマスを機に美咲に告白し、大学合格後に空太達の後押しもあって両想いになり、美咲の好きな「がぶりんちょべあ~」の指輪<ref group="注">仁曰く、「男除けのお守り」。</ref>を渡した。
: スイコー卒業後は美咲に記入済みの婚姻届<ref group="注">以前美咲が下駄箱に忍ばせたものに、自分の分を加筆した。</ref>を渡すが、自分が大阪に発ったその日に美咲に提出されてしまい、正式に夫婦となった。空太達が大学を卒業する1年前に大阪の大学を卒業してからは美咲と猫達と共に住んでいる。
: 苗字のモデルは[[中央本線]][[三鷹駅]]{{要出典|date=2016年5月}}。
; 赤坂 龍之介(あかさか りゅうのすけ)
: 声 - [[堀江由衣]]
: さくら荘102号室の住人で、普通科の2年1組→3年1組(7巻より)。一見すると女性の様な風貌で腰まで髪がある。身長165cm体重52kg。
: プログラマーとして企業から業務を引き受けている。自他ともに認める凄腕で、企業関係者からは「業界のプログラマーで3本の指に入る」と言われるほど。部屋に引き篭っており、さくら荘の住人たちとは基本的にパソコンのチャットやメールで意思疎通する。3巻で初めて顔を出した。稀に登校しても授業中はパソコンを使い、お腹がすけば周囲にお構いなくトマトにかぶりつく。[[人工知能|AI]]の「メイドちゃん」を開発して些末な用事や、簡単なメールやチャットの対応も任せている。学校について卒業に必要な出席日数を確保できればいい、プログラマーは1日8時間の睡眠が必要、といった独自の観念を持つ。
: 美咲とは方向性が違うが、七海を「ポニーテール」、伊織を「もじゃもじゃ」、リタを「居候娘<ref group="注">帰国後は「元居候娘」、留学後は「留学娘」と呼んでいる。</ref>」と呼ぶなど一部の人間には渾名で呼んでいる<ref group="注">本人曰く、「ラベルとして機能すれば十分」とのこと。</ref>。
: さくら荘のネットワークの管理者でもあり監視者。さくら荘内で使われるパソコンのデータを自動でサーバーにバックアップしている。ハッキングもお手の物で他人のパソコンにどんなデータが入っているかも、WEBの閲覧履歴も把握している。空太のお気に入り動画の内容から趣向も完全に把握済みとのこと。
: ある出来事がきっかけで[[女性恐怖症]]になり、話すことも嫌うようになった。一番苦手なのはリタ。5巻ではホワイトデーのお返しとばかりに唇を奪われた。アニメ版での正式な登場は9話からとなる。
: 中学時代にも当時の同級生4人とゲーム作りに励んでいたが、龍之介と他のメンバーとの間でゲーム作りに対する価値観の相違から仲違いをしており、一度は誰かと組んでのゲーム作りを諦めていたが、空太の熱意に押されて、伊織やリタを加えたメンバーでゲーム作りを行っている。
: スイコー卒業後は水明芸術大学メディア学部に進学し、空太と暮らす。大学在学中にリタに対する想いに心境の変化が出てきたようだが、周りからの評価とは裏腹に素直になれずに居る。
: 作者の次作シリーズの2巻にあたる『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』では、作中で名言こそされてないもののリタと共に登場している。
: 苗字のモデルは[[赤坂駅]]{{要出典|date=2016年5月}}(青山駅と同じく、同名の駅名が複数箇所に所在)。
:; メイドちゃん
:: 声 - 堀江由衣<ref group="注">EDクレジットでは「?」表記だったが、最終話のEDクレジットにて判明した。2013年4月6日・7日放送の『[[堀江由衣の天使のたまご]]』によれば、収録当初、スタッフから内緒にしておくよう頼まれていたとのこと。</ref>
:: 龍之介が開発したAI。さくら荘議事録、メールの返信、チャットの応答にも対応している。空太が初めて出逢った頃は曰く「バカ」だったが、日々進化し続けて、ハッキングもこなしてしまうようになった。メイドちゃんジョークは時に恐ろしい。デザインは美咲が手掛けており、彼女から新しい衣装のデータをプレゼントされると、龍之介の許しを得て着用している。
:: 龍之介に好意を持っている様子だが、あくまで従者という立場から、叶わぬ秘めたる想いとしてそっと胸の奥にしまっているという。ただし、主人である龍之介を守るためなら何でもやる様子。特にリタに対して敵意を向けており、彼女から龍之介に送り付けられるメールをブロックするのに忙しい。空太には、以前助けた報酬としてリタを始末するように依頼している。
; 千石 千尋(せんごく ちひろ)
: 声 - [[豊口めぐみ]]
: さくら荘の監視要員(管理人)として暮らしている美術の[[教員]]で、自称29歳と○○ヶ月。ましろとは[[いとこ|従姉妹]]の関係にある。スイコーと水明芸術大学の卒業生。1月生まれ<ref group="注">千尋と小春の誕生日は1週間も離れていない。</ref>。
: 監視要員にも関わらずいい加減でずぼら。その身体はビールと合コンで出来ていると公言する。本人には内緒だが空太は「アマゾネス」と呼んでいる<ref group="注">1巻では本人の前で言ったことはあるが、同時に「三十路」の方がインパクトがあったのが聞こえていない様子。</ref>。
: 同僚の小春曰く学生時代は真面目だったらしいが今ではその面影すら感じられないとのこと。同期の和希に学生時代に告白されたことがある。
: 苗字のモデルは[[都営地下鉄三田線]][[千石駅]]{{要出典|date=2016年5月}}。
; 姫宮 伊織(ひめみや いおり)
: 声 - [[島崎信長|島﨑信長]]
: 美咲や仁の卒業後、スイコーの音楽科に入学した新入生。7巻より登場。
: 仁が去った後の103号室の住人。はうはうこと姫宮沙織の弟。沙織同様音楽科に入学するも、早々に転科届を提出したことで教師に目をつけられ、その日のうちに女子寮に侵入して女子風呂を覗こうとしたため<ref group="注">一般寮の先輩の言葉を鵜呑みにしていいのか、頭のなかで天使と悪魔の羽をむしりあう大戦争をしたが、結局ムラムラしてやったとのこと。</ref>、入学式当日にしてさくら荘へ島流しにされた。[[恋愛ゲーム (ゲームジャンル)|恋愛シミュレーションゲーム]]のような青春<ref group="注">尚、美咲は伊織の語る青春を目撃している。</ref>をおくりたいと熱望する。巨乳好きであり、女子を「おっぱい」で評価するなど、ところかまわず「おっぱい」と言う変態中の変態。空太曰く「異常」。なお、彼が所持する[[ヘッドフォン]]は沙織から貰ったもので、「HAUHAU」のロゴが入っている。また、栞奈の問題性もその目にしたことで理解している。
: ピアノではコンクールで入賞する実力を持つが、どれだけ打ち込んでも優秀な姉との比較で評価されることがコンプレックスとなっている。そのため、ピアノの練習に時間を費やすなら、ピアノをやめてそのぶん青春を謳歌することを目標にと考える。とはいえ、ピアノや音楽自体は好きであることから練習は日々欠かさずにいる。
: 9巻にて栞奈を助けようとした際に腕を骨折してしまうも、空太からゲーム作りに誘われて、正式なメンバーとして活動、ピアノについても「一度コンクールで入賞してからひとまず辞める」と区切るをつけるとこを決め、再び弾けるようリハビリに励んでいる。その後、栞奈に想いを寄せるようになり、3年時のコンクールがきっかけで交際するようになる。
: スイコー卒業後は水明芸術大学メディア学部に進学しサウンドを専攻している。また、空太と龍之介の家に転がりこんだ。
: 作者の次作シリーズの1巻にあたる『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』では、栞奈と仲が良いことが暗に示唆されている。
: 苗字のモデルは[[東武伊勢崎線]][[姫宮駅]]{{要出典|date=2016年5月}}。
; 長谷 栞奈(はせ かんな)
: 声 - [[山崎はるか]]
: 美咲や仁の卒業後、スイコーの普通科(1年3組)に入学した新入生。7巻より登場。
: 美咲が去った後の201号室の住人。見た目はメガネをかけた大人しそうな女子で成績も優秀であり、新入生代表を務めるほどの優等生。一般寮では優子のルームメイトだったが、入居して3日目から挙動不審さが目立ち、女子寮の監督教師に露出癖が露見したことで千尋が引き取ることとなり、さくら荘へやってきた。そのため、新年度開始から1ヶ月足らずでさくら荘の空き部屋は再び全て埋まることとなった。
: 中学生の時、自身の日記と空想を題材にして、'''[[由比ヶ浜]]かんな'''のペンネームで書きあげた『シンデレラの日曜日』で、14歳にして新人賞を受賞。しかし、それに続く2作目の執筆が進まず、それがストレスとなっている。露出癖はストレス発散のためのものだが、徐々にエスカレートしてスカートの下はノーパンで出歩くようになった。偶々、校内で脱いだパンツを空太に拾われ、事情を悟られてから、空太と仁に執筆のことを相談しながら更生を図る。親身に対応している空太に対し想いを抱くようになるが、ましろとの関係性も理解しているため、冷たい対応を取ることもあった。
: 空太とましろのデートを尾行した際に自らを助けようとして骨折した伊織を世話する『伊織当番』を務めていた。仁の薦めもあり、空太達のゲーム製作にはシナリオ担当として参加している。2作目の『王子様のくれた毒リンゴ』もどうにか出版したものの、空太に対する想いに踏ん切りがつけられず夜遊びをするようになるが、その空太からきっぱりとフラれた事や伊織からのアプローチもあり、3年時には伊織と交際する事になる。
: スイコー卒業後は水明芸術大学文芸学部に進学し、小説家として執筆を続けている。
: 伊織と仲の良さの度合いについては、『姫宮伊織』の欄で述べたように、仲の良いことが示唆されている。第3巻でも新作の作者という形で登場している。
: 苗字のモデルは[[江ノ島電鉄線]][[長谷駅 (神奈川県)|長谷駅]]{{要出典|date=2016年5月}}。
; リタ・エインズワース
: 声 - [[川澄綾子]]
: 金髪の長い髪に碧眼の瞳、人形のような容姿を持った女の子。年齢は空太達と同じ。身長163cm 体重?kg B88 W58 H87。3巻より登場。
: ましろが[[イギリス]]にいた頃のルームメイトで、当時のましろ当番。また、ましろにパソコンを教えた人物でもある。祖父であるアデル・エインワーズのアトリエでましろと一緒に絵画を学び、世界中から集められた天才が次々とアトリエから去ってゆく中で、最後までましろと一緒にいた。ましろの才能を一番近くで見続け、その差を目の当たりして深く傷つき絵を描くことを止めていた。その後ましろをイギリスに連れ戻すためにさくら荘に赴くが、空太やさくら荘の面々と接するうちにましろと本音でぶつかり合うことで、絵画の道を志すことを決める。この一件以来、龍之介に好意を持つようになり、[[バレンタインデー|バレンタイン]]時には[[チョコレート|チョコ]]を渡すためだけにイギリスから訪ねてきている。龍之介にチョコを食べさせ、[[ホワイトデー]]にお返ししてくれないことを承知で隙を見て唇を奪う大胆さを見せつけた。本人曰く、「恋愛に燃えるタイプ」。
: 当初はましろが漫画の世界で挫折することを願って応援するという歪んだ感情を抱いていたが、和解してからは漫画家として成功してほしいと応援するようになった。
: 9巻から水明芸術大学に留学するための前段階としてスイコーに語学留学し、一般寮へ移った七海の次の住人として203号室へ入寮する。その後、空太に誘われて、龍之介や伊織と共にゲーム作りに励むことになる。
: 大学卒業後は度々イギリスと日本を往復する生活に追われているものの、龍之介とは交際を続けている模様<ref>『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』P267-269</ref>。
; さくら荘の猫たち
: 空太が拾ってきた猫であり、同時に空太がさくら荘にいる要因でもある。元々は、白猫のひかりだけであったが、徐々に増え、ましろが入居した第1巻の時点では7匹。その後第8巻では10匹まで増えた。
: それぞれに差異はあるものの、総じて人懐っこい性格。空太の不在時はさくら荘の住人や商店街の顔なじみに預かってもらっている。アニメ版では、ひかりとのぞみ以外の5匹は、空太がさくら荘を出るためにそれぞれ引き取られたが、その後、さくら荘残留を決めて呼び戻された。
: 空太のスイコー卒業後、10匹の内、つばさとこまちは美咲が、あおばとあさひはさくら荘の栞奈と伊織が、みずほとつばめとさくらはましろが飼う事になった。
:; ひかり
:: 空太が1年生のときに最初に拾った雌<ref group="注">テレビアニメ版第5話予告での、ましろの台詞参照</ref>の白猫。元々は、スイコーの校門に段ボールに入れられた捨て猫(仔猫)だった。一般寮の空太と大地の部屋で、七海と一緒に秘密裏に飼育されていたが、それが学校側にバレたため、空太はさくら荘へ島流しされることとなった。空太がさくら荘へ来ることになったきっかけを作った猫である。
:: さくら荘では101号室に住んでおり、空太の目覚ましが鳴るより早く、空太を尻に敷いて起こすことが多い。また、七海がさくら荘に来てからは七海の部屋にもよく現われる。名前の由来は[[東海道・山陽新幹線]]の[[ひかり (列車)|ひかり]]。1巻のカバーイラスト(裏表紙)に描かれている。
:; のぞみ
:: 空太がさくら荘に入居して間もなく拾った黒猫。さくら荘近辺の児童公園の草むらに、段ボールに入れられた捨て猫(仔猫)で鳴いていたところを聞きつけた空太に拾われる。そのために入居当日に家出した空太は、1時間足らずでさくら荘に戻ることとなった。空太がさくら荘に留まる理由を作った猫である。
:: さくら荘では空太の101号室に住んでいる。同じく空太の部屋に住んでいるひかりと一緒にいることが多い。名前の由来は東海道・山陽新幹線の[[のぞみ (列車)|のぞみ]]。2巻のカバーイラスト(裏表紙)に描かれている。
:; こだま
:: 空太が3番目に拾った三毛猫。なお、空太が拾った黒猫に「のぞみ」と命名した際、仁は「三匹目を拾ったら、こだまだな」と突っ込んでいた。
:: 名前の由来は東海道・山陽新幹線の[[こだま (列車)|こだま]]。3巻のカバーイラスト(裏表紙)に描かれている。
:; つばさ
:: 空太が拾った猫の1匹であり、空太曰く、「茶トラ」。
:: 名前の由来は[[山形新幹線]]の[[つばさ (列車)|つばさ]]。4巻のカバーイラスト(裏表紙)に描かれている。
:; こまち
:: 空太が拾った猫の1匹であり、空太曰く、「コゲ茶トラ」。人見知りが激しい性格。それが故に空太達が福岡に帰省した際、唯一同行している。
:: 名前の由来は[[秋田新幹線]]の[[こまち (列車)|こまち]]。5巻のカバーイラスト(裏表紙)に描かれている。
:; あおば
:: 空太が拾った猫の1匹であり、空太曰く「[[シャム (ネコ)|シャム]]もどき」。
:: 名前の由来は[[東北新幹線]]にかつて存在した[[やまびこ (列車)|あおば]]。6巻のカバーイラスト(裏表紙)に描かれている。
:; あさひ
:: 空太が拾った、[[アメリカン・ショートヘア]]っぽい猫。
:: 名前の由来は[[上越新幹線]]にかつて存在した[[とき (列車)|あさひ]]。7巻のカバーイラスト(裏表紙)に描かれている。
:; みずほ
:: 3年に進級した空太が、5月につばめ、さくらと一緒に拾ったぶち猫。
:: 名前の由来は[[山陽・九州新幹線]]の[[みずほ (列車)|みずほ]]。8巻のカバーイラスト(裏表紙)に描かれている。
:; つばめ
:: 3年に進級した空太が、5月にみずほ、さくらと一緒に拾ったサバトラ。
:: 名前の由来は山陽・九州新幹線の[[つばめ (JR九州)|つばめ]]。
:; さくら
:: 3年に進級した空太が、5月にみずほ、つばめと一緒に拾った白い仔猫(チビ白)。
:: 名前の由来は山陽・九州新幹線の[[さくら (新幹線)|さくら]]。
 
=== 学校の関係者 ===
; 白山 小春(しらやま こはる)
: 声 - [[高橋美佳子]]
: 千尋の同僚で担当は現代国語。空太たちの担任。スイコーと水明芸術大学の卒業生。千尋や和希とは学生時代からの知り合い。生徒の龍之介は天敵。1月生まれ。
: 苗字のモデルは[[ことでん長尾線]]の[[白山駅 (香川県)|白山駅]]{{要出典|date=2016年5月}}<ref group="注">[[白山駅 (東京都)|東京都にある同字の駅]]と、[[白山駅 (新潟県)|新潟県にある同字の駅]]は「しらやま」ではなく「はくさん」と読みが異なる。</ref>。
; 宮原 大地(みやはら だいち)
: 声 - [[村田太志]]
: 空太の隣クラスに所属<ref group="注">アニメ版では同じクラス。</ref>していて、一般寮時代のルームメイト。水泳部所属。数少ない友人の1人。空太が拾ってきた猫を七海とともにかくまっていた。
: 細身の筋肉質、身長も高いため迫力がある。しかし、実際は子供っぽい性格である。水明芸術大学の文化祭実行委員を務めた。
: 文化祭の後夜祭の時、七海に告白するがふられてしまい未練を残している。
: 苗字のモデルは[[高崎線]][[宮原駅]]{{要出典|date=2016年5月}}。
; 高崎 繭(たかさき まゆ)
: 声 - [[久保ユリカ]]
: 普通科の2年1組→3年1組で空太や七海のクラスメイト。小柄で顔立ちは幼くショートボブで幼児体型であることを気にしている。
: 七海と交友関係にあり、空太と七海の仲を面白半分で応援する。見栄っ張りで野次馬っぽい性格もある。
: 苗字のモデルは[[高崎駅]]{{要出典|date=2016年5月}}。
; 本庄 やよい(ほんじょう やよい)
: 声 - [[内山夕実]]
: 普通科の2年1組→3年1組で空太や七海のクラスメイト。身長175cmで長身であり、ソフトボール部に所属する。
: 炭水化物を食べることが好きだが、太ってはいない。冷静なツッコミをする。彼氏持ちである。
: 苗字のモデルは高崎線[[本庄駅]]{{要出典|date=2016年5月}}。
; 姫宮 沙織(ひめみや さおり)
: 声 - [[藤村歩]]
: 元音楽科の3年生。愛用していたヘッドフォンに記されていたメーカー名から、美咲からは「はうはう」の愛称で呼ばれるが、これを嫌い、結局別メーカーのヘッドフォンに代えた。美咲のアニメ制作に音響で協力。
: 1年生の時の文化祭で知り合った生徒会長である総一郎と交際するが、仁との会話で、卒業後[[オーストリア]]へ留学することを決意し、旅立った。なお、伊織が栞奈と交際するきっかけのコンクールには一時帰国して鑑賞していた模様。
: なお、あだ名の由来となったヘッドフォンはスイコー在学中に弟の伊織に譲っている。
: 作者の次作シリーズの4巻にあたる「青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない」では、総一郎のプロポーズを受け入れている所を主人公(梓川咲太)に目撃されている。
: 苗字のモデルは[[東武伊勢崎線]]・[[姫宮駅]]{{要出典|date=2016年5月}}。
; 舘林 総一郎(たてばやし そういちろう)
: 声 - [[日野聡]]
: 普通科の3年生→水明芸術大学放送学部1年生。スイコーの元生徒会長。仁とは3年連続で同じクラスで、文句を言いつつも仁におせっかいを焼く。
: 不器用で真面目であり、仁とは対照的である。内心ではさくら荘の住民を羨み、要所で彼らをバックアップする。
: 自身が1年時の文化祭で、沙織のピアノを聴きその姿や演奏に一目惚れをし、約一年半をかけて告白をし、後にプロポーズをして受け入れられている。
: 苗字のモデルは東武伊勢崎線・[[東武佐野線|佐野線]][[館林駅]]{{要出典|date=2016年5月}}。
; 深谷 志穂(ふかや しほ)
: 声 - [[大西沙織]]
: 美術科の2年生→3年生。ましろには勝てないとは感じつつも、自分の道を行くと前向きな考えを持つ。美咲の存在や、にゃぼろんを見たことで感化されたのか独学でCGについて勉強しており、空太に自分もゲーム作りのメンバーに誘うように持ち掛けていて、水明芸術大学進学後にメンバー入りする。
: 髪型はおさげで、親しみやすい性格であるが、空太からは「アホの子」と思われたり、空太とましろをからかうことも多々ある。
: 苗字のモデルは高崎線[[深谷駅]]{{要出典|date=2016年5月}}。
; 赤坂 ゆり子(あかさか ゆりこ)
: 10巻にてスイコーに教育実習生としてやって来た龍之介の姉の1人(ゆり子は三女で、他に長女の菫子、次女の蘭子が居る)で龍之介の女嫌いを作り上げた張本人達<ref group="注">母の瑠璃子に前述の三姉妹を加えた4人。</ref>の1人。担当は国語全般。
; 中野 乙羽(なかの おとは)
: 声 - [[大坪由佳]]
: PSP&PSVitaゲーム版のオリジナルキャラクター。TVアニメ第12話にて「銀河猫にゃぼろん」を鑑賞していた観客として登場。スイコーの1年生女子生徒。またTVアニメ第23話の卒業式のシーンに登場。
 
=== 神田家 ===
; 神田 優子(かんだ ゆうこ)
: 声 - [[小倉唯]]
: 空太の妹で、中学3年→普通科1年3組(7巻より)。両親と共に福岡に住んでいた。かなりの[[ブラザーコンプレックス|ブラコン]]で、なかなか兄離れをしない。
: 帰省した空太とともに自宅を訪れたましろや七海を警戒しているが、ましろの描いた漫画に興味を持っており、作者本人だと知ると少しだけ敬う様子を見せる。ましろの性格的に空太の必要性は認めるも、七海に関してはライバルとして認めていない。小学生と言っても通るぐらいの体型で、ましろ曰く「[[ドワーフ]]」と言われるほど胸に[[コンプレックス]]を抱いている。ましろへの対抗心から父親の反対を押し切ってスイコーを受験。元々頭が良くないこともあり、空太は落ちると思っていたが、七海が受験勉強を手伝ったことが功を奏し合格し、スイコーに入学した。なお、このとき受験番号を66ではなく99と空太達に伝え、不合格になったと思われたため、入学時に一騒動が起きている。
: 七海の後釜としてさくら荘への島流しを狙う(下手な絵を校内の掲示板や一般寮の壁に貼りまくる)も、リタの編入によって敢え無く失敗。しかし、空太達のスイコー卒業後、正式にさくら荘へ島流しされている。スイコー卒業後は栞奈の影響や空太曰く「何かの間違い」で推薦で水明芸術大学文芸学部に在籍している。
; 空太の父
: 声 - [[大川透]]
: 名前は不明(神田家では唯一、まだ名前が出てきていない)。変なところで頑固で、娘の優子を溺愛している。
: 福岡への転勤が決まった際、優子は絶対に連れて行くと断言していたが、空太については「いようがいまいが自分の寂しさに影響はない」と好きなようにさせた。
: 優子のスイコー受験に反対していたが、空太との紆余曲折の末「優子の成績では受からない可能性が高い」という説得に応じて了承する。その後、優子の合格を女々しいまでに認めようとしなかったが、娘が巣立つものならまた妻とイチャついて作ればいいと考え、最終的に優子のスイコー入学を認めた。
: ましろとの関係に悩んでいた空太に大して、明子との交際時のとあるエピソード(未だ未解決)を話し、親らしく後押しした。
; 神田 明子(かんだ あきこ)
: 声 - [[新井里美]]
: 空太の母親。温和でちょっとふわふわしている。しかし、意思はしっかりしている。髪型は[[おかっぱ]]。
: いつも笑っており、空太曰く「おっかない顔をしているのを見たことがない」。しかし、それは感情を表に出さないのであって、空太や空太の父に対して微笑みながら怒っていた。笑顔の母の前で父親が土下座して謝っていたという場面を空太は覚えている。
: 空太がましろ、七海、美咲を連れ帰って里帰りしてきても動じず、3人を受け容れる一方で、空太を数時間にわたって問いただした。ちなみに、お嫁に来てもらうなら七海が良いと言っていたが、後にましろと交際している事を優子から聞いており、連れてくるよう話した。
 
=== その他 ===
; 飯田 綾乃(いいだ あやの)
: 声 - [[浅野真澄]]
: ましろ担当の漫画編集者でリタの友人。極度の甘党であるが甘くてしょっぱい物好きで、必ず塩を入れて食べる。
: ましろと空太の仲は応援しており、10巻のクリスマスの2人の一悶着の原因が自分だと解ると、2人を仲直りさせようとしていた。
: 苗字のモデルは[[飯田駅]]{{要出典|date=2016年5月}}。
; 藤沢 和希(ふじさわ かずき)
: 声 - [[浅沼晋太郎]]
: 空太が応募した企画オーディションの審査員の1人でスイコーと水明芸術大学の卒業生。学生時代に作成したゲームが大ヒットして有名に。現在は会社を立ち上げ社長を務めており、空太が作ったゲームのプロモーションも手掛けるが商品化には至らなかった。
: 千尋や小春の同級生。大学卒業間際に千尋に告白した過去を持ち、いまだに未練たっぷり。元さくら荘の住民でありさくら荘の危機に際して千尋から呼ばれた時には昔の仲間を連れて駆けつけた。その後は千尋と交際している模様。
: 苗字のモデルは[[藤沢駅]]{{要出典|date=2016年5月}}。
; 桃子(ももこ)
: 声 - [[東山奈央]]
: 七海の友人。声優養成所に通っている生徒で、七海と同じ班。熱を押して無理に養成所の発表会に出て皆に迷惑を掛けた七海を責めた。
; 上井草 風香(かみいぐさ ふうか)
: 声 - [[早見沙織]]
: 大学生。美咲の姉で、仁の元彼女。美咲と容姿が似ているが、妹とは正反対の落ち着いた性格。
; 池尻 麻耶(いけじり まや)、駒沢 拓実(こまざわ たくみ)
: 龍之介の中学時代の友人で、現在は名前の出てきてない他の友人2名も含めて別の高校に通っている。かつては龍之介と一緒に5人でゲーム作りに励んでいたが、価値観の違いから離れて行ってしまう。
: 8巻の修学旅行先である北海道で偶然にも龍之介と再会、麻耶は空太に龍之介の危険性を諭す。その後、水明芸術大学のオープンキャンパスにて再び再会し麻耶はリタと大喧嘩するも、拓実は自分達の不甲斐無さを龍之介に押し付けていたと後悔。その後リタの薦めもあって龍之介から和解した模様。
: 苗字のモデルは[[池尻大橋駅]]{{要出典|date=2016年8月}}、[[駒沢大学駅]]{{要出典|date=2016年8月}}
; ナンシー / 難波 しおり(なんば しおり)
: 声 - [[小島幸子]]
: 教習所の教官。金髪の中年女性。美咲からは「ナンシー」と呼ばれているが本人は嫌がっている。美咲の運転には顔を青褪めるほど困惑していた。原作には未登場。
: 苗字のモデルは[[難波駅]]{{要出典|date=2016年5月}}。
; 紀子(のりこ)
: 声 - [[櫻井浩美]]
: マハラジャ時代、6股を掛けていた時の仁の彼女。職業は看護師。
: アニメ2話で登場。
 
== 用語 ==
; 水明芸術大学附属高等学校(すいめいげいじゅつだいがくふぞくこうとうがっこう)
: 通称「スイコー」。物語の舞台である。
: 寮が存在し、一般生徒が暮らす一般寮と、問題ありと判断された生徒が暮らすさくら荘がある。
: 空太や七海らが所属している普通科の他、ましろや美咲が所属する美術科、伊織が所属する音楽科がある。後者の2つは定員が10名という少人数制にも関わらず全国から生徒が集まる難関である。
:; さくら荘(さくらそう)
:: 2階建ての古い木造アパート。本来はスイコーの学生が美術や音楽の才能を伸ばせる自由闊達な場所として設立されたが、一般寮での生活からはみ出した問題児が住んでいることから「問題児の巣窟」と呼ばれている。庭には桜の木が生えている。寮母はおらず、家事などは自分たちですることになっており、月に一度学外清掃に強制参加させられる。過去10年、文化祭実行委員の許可が下りないまま文化祭に参加していたが、空太が3年時の文化祭は参加してない。
::「耐震性に疑問」という名目<ref group="注">但し、5年は大丈夫とされていた。本当の理由は世界的にも実力が評価されているましろの存在とその理由(漫画家活動)のためであり、彼女の絵画の才能がさくら荘で漫画に費やされていることを良く思わない学校側の意向があった。しかしましろが出て行けば取り壊しも取り消されるとされていた。ましろ自身も解っていたようで一旦は出て行こうとしたが、空太達の説得もあり思いとどまった</ref>で取り壊しの話が出ていたが、さくら荘の住人によって抗議活動がなされ計画は一旦は白紙に、しかし、伊織たち3人の卒業を機に取り壊す運びとなった。
; 水明芸術大学(すいめいげいじゅつだいがく)
: 芸術関係の学部・学科がある大学。スイコーの隣にあり、敷地内には数々の施設がある。
:; シアタールーム
:: 最新の映像設備を整えており、収容人数は約300人。さくら荘の面々が文化祭向けに制作した『銀河猫にゃぼろん』を放映した。また、七海が空太に告白した場所でもある。
:; 音楽ホール(おんがくほーる)
:: 伊織や沙織のコンクールの会場として度々使われる。また、沙織は数回ここでソロコンサートを行っている。収容人数は600人で、国内屈指の音響設備を誇る。
 
== 既刊一覧 ==
=== 小説 ===
[[電撃文庫]]刊([[アスキー・メディアワークス]]発行)、全13巻<ref name="zen13"/>。
{| class="wikitable"
!colspan="2"|タイトル!!初版発行日!!ISBN
|-
|style="text-align:center"|1||さくら荘のペットな彼女 || [[2010年]][[1月10日]]|| ISBN 978-4-04-868280-0
|-
|style="text-align:center"|2||さくら荘のペットな彼女 2 || 2010年[[4月10日]]|| ISBN 978-4-04-868463-7
|-
|style="text-align:center"|3||さくら荘のペットな彼女 3 || 2010年[[8月10日]]||ISBN 978-4-04-868765-2
|-
|style="text-align:center"|4||さくら荘のペットな彼女 4 || 2010年[[12月10日]]|| ISBN 978-4-04-870123-5
|-
|style="text-align:center"|5||さくら荘のペットな彼女 5||[[2011年]][[5月10日]]|| ISBN 978-4-04-870416-8
|-
|style="text-align:center"|6||さくら荘のペットな彼女 5.5 || 2011年[[9月10日]]|| ISBN 978-4-04-870749-7
|-
|style="text-align:center"|7 || さくら荘のペットな彼女 6 || 2011年12月10日 || ISBN 978-4-04-886140-3
|-
|style="text-align:center"|8 || さくら荘のペットな彼女 7 || [[2012年]]4月10日 || ISBN 978-4-04-886543-2
|-
|style="text-align:center"|9|| さくら荘のペットな彼女 7.5 || 2012年8月10日 || ISBN 978-4-04-886801-3
|-
| 10|| さくら荘のペットな彼女 8||2012年[[10月10日]] || ISBN 978-4-04-886986-7
|-
| 11 || さくら荘のペットな彼女 9||[[2013年]][[3月9日]]<ref group="注">本来の発売日は3月10日であるが日曜日のため、前倒しとなっている。</ref> || ISBN 978-4-04-891471-0
|-
| 12 || さくら荘のペットな彼女 10||2013年[[7月10日]] || ISBN 978-4-04-891794-0
|-
| 13 || さくら荘のペットな彼女 10.5||[[2014年]][[3月8日]] || ISBN 978-4-04-866412-7
|}
 
=== 漫画 ===
『[[電撃G's magazine]]』2011年4月号より連載開始。後に『[[電撃G'sコミック]]』に移籍し、Vol.14まで連載された。全8巻。作画は[[草野ほうき]]。
{| class="wikitable"
!colspan="2"|タイトル!!初版発行日!![[ISBN]]
|-
|1||さくら荘のペットな彼女(1)||2011年[[10月27日]]||ISBN 978-4-04-870986-6
|-
|2||さくら荘のペットな彼女(2)||2012年[[5月26日]]||ISBN 978-4-04-886508-1
|-
|3||さくら荘のペットな彼女(3)||2012年10月27日||ISBN 978-4-04-891026-2
|-
|4||さくら荘のペットな彼女(4)||2013年[[3月27日]]||ISBN 978-4-04-891460-4
|-
|5||さくら荘のペットな彼女(5)||2013年[[9月27日]]||ISBN 978-4-04-891921-0
|-
|6||さくら荘のペットな彼女(6)||2014年3月27日||ISBN 978-4-04-866387-8
|-
|7||さくら荘のペットな彼女(7)||2014年10月27日||ISBN 978-4-04-866941-2
|-
|8||さくら荘のペットな彼女(8)||[[2015年]][[6月27日]]||ISBN 978-4-04-865083-0
|}
 
== ドラマCD ==
公式サイト立ち上げとともに発表された。[[2012年]][[6月28日]]発売。担当声優は上述の[[#登場人物|登場人物]]を参照のこと。封入物はドラマCD、鴨志田一書き下ろし小冊子、さくら荘議事録風クリアブックマーク3セット、差し替えブックカバー3セット。
 
== テレビアニメ ==
2012年10月から2013年3月まで[[MBSテレビ|MBS]]、[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]、[[テレビ神奈川|tvk]]、[[テレビ愛知]]、[[アニマックス]]にて放送された。全24話。MBSとアニマックスが共同で[[製作委員会方式|製作委員会]]に参加。MBSのみ同局携帯サイトにて名場面投票を実施していた。
 
=== スタッフ ===
* 原作・脚本 - [[鴨志田一]](「さくら荘のペットな彼女」[[電撃文庫]]/[[アスキー・メディアワークス]]刊)
* 原作イラスト - 溝口ケージ
* 監督 - [[いしづかあつこ]]
* シリーズ構成 - [[岡田麿里]]
* キャラクターデザイン - [[藤井昌宏]]
* プロップデザイン - 小渕陽介
* 美術監督 - 備前光一郎
* 色彩設定 - 石田美由紀
* 撮影監督 - 川下裕樹
* 編集 - [[西山茂 (編集技師)|西山茂]]
* 音響監督 - [[明田川仁]]
* 音響制作 - マジックカプセル
* 音楽 - 林有三
* 音楽制作 - [[メディアファクトリー]]
* プロデューサー - 岩崎篤史、荒木人美、大澤信博、岩崎卓、宮嶋耕平、石塚正俊、[[前田俊博]]
* アニメーション制作プロデューサー - 鈴木薫
* プロデュース - [[ジェンコ|GENCO]]
* アニメーション制作 - [[ジェー・シー・スタッフ|J.C.STAFF]]
* 製作 - さくら荘製作委員会([[メディアファクトリー]]、アスキー・メディアワークス、GENCO、[[フロンティアワークス]]、[[アニマックス|アニマックスブロードキャスト・ジャパン]]、[[ソニー・ミュージックコミュニケーションズ]]、[[毎日放送|MBS]]<ref group="注">#02までは「毎日放送」名義。</ref>)<ref group="注">テレビ愛知では括弧内の表記は無し。</ref>
 
=== 主題歌 ===
; オープニングテーマ
:; 「君が夢を連れてきた」(第2話 - 第10話)
:: 作詞 - [[畑亜貴]] / 作曲 - [[eba (作曲家)|eba]] / 編曲 - [[yamazo]] / 歌 - ペットな彼女たち([[茅野愛衣]]、[[中津真莉|中津真莉子]]、[[高森奈津美]])
:: 第1話・第11話・第12話はOPなし。第11話、第23話では挿入歌として使用。
:; 「[[夢の続き (鈴木このみの曲)|夢の続き]]」(第13話、第16話 - 第22話、第24話)
:: 作詞 - [[Riryka]] / 作曲 - [[白戸佑輔]] / 編曲 - [[中村タイチ]] / 歌 - [[鈴木このみ]]
;; 「I call your name again」(第14話)
:: 作詞 - 畑亜貴 / 作曲 - 白林剛史、安保一平 / 編曲 - 安保一平 / 歌 - 青山七海(中津真莉子)
:
; エンディングテーマ
:; 「[[DAYS of DASH]]」(第1話 - 第12話、第24話)
:: 作詞 - 畑亜貴 / 作曲・編曲 - 白戸佑輔 / 歌 - 鈴木このみ
:; 「[[Prime number 〜君と出会える日〜]]」(第13話 - 第22話)
:: 作詞 - [[石川智晶]] / 作曲 - [[田代智一]] / 編曲 - [[本間昭光]] / 歌 - [[大倉明日香]]
:
; 挿入歌
:; 「[[今日の日はさようなら]]」(第23話、第24話)
:: 作詞・作曲 - [[金子詔一]] / 歌 - さくら荘一同(第24話)
:; 「水明芸術大学付属高等学校 [[校歌]]」(第23話)
 
=== 各話リスト ===
{| class="wikitable" style="font-size:small" border="1"
!話数!!サブタイトル!!脚本!!絵コンテ!!演出!!作画監督!!総作画監督!!原作収録巻
|-
|#01||ねこ・しろ・ましろ||rowspan="2"|[[岡田麿里]]||colspan="2" style="text-align:center"|[[いしづかあつこ]]||[[藤井昌宏]]||style="text-align:center"|-||rowspan="4"|第1巻
|-
|#02||絵を描いてきたの||colspan="2" style="text-align:center"|鈴木薫||冨岡寛、矢向宏志<br />戸田麻衣、藤部生馬||冨岡寛
|-
|#03||近すぎて遠い…||[[鴨志田一]]||[[神戸守]]||高島大輔||橋口隼人、小林亮<br />糸井恵、児玉亮<br />舘崎大||藤井昌宏
|-
|#04||色を変える世界||岡田麿里||colspan="2" style="text-align:center"|[[桜美かつし]]||熊谷勝弘、[[大木良一]]<br />直谷たかし||冨岡寛
|-
|#05||さくら荘のまじめな彼女||[[志茂文彦]]||桜美かつし||[[池端隆史]]||[[佐々木睦美]]、橋口隼人<br />舘崎大、千葉充<br />谷口元浩||藤井昌宏||rowspan="2"|第2巻
|-
|#06||雨あがりの青||伊藤美智子||colspan="2" style="text-align:center"|鈴木薫<br />(いしづかあつこ)<ref group="注">テレビ放映時のスタッフロールには記載されているが、公式サイトの第6話スタッフ一覧には不記載。</ref>||森下省吾、桜井このみ<br />冨岡寛、冷水由紀絵<br />千葉充、舘崎大<br />藤部生馬、中西保||冨岡寛
|-
|#07||彼女のきょうしゅう||鴨志田一||[[高柳滋仁]]||池田重隆||KIM YONG-SIK<br />小山知洋、山崎淳||藤井昌宏||オリジナル
|-
|#08||どでかい花火をあげてみろ||[[花田十輝]]||いしづかあつこ<br />宮浦栗生||池端隆史||藤部生馬、マサユキ<br />矢向宏志、直谷たかし||冨岡寛||第2巻
|-
|#09||秋の嵐がやってきた||rowspan="3"|志茂文彦||二瓶勇一||[[佐藤真人]]||渡辺亜彩美||藤井昌宏||rowspan="2"|第3巻
|-
|#10||キライキライ、ダイスキ||colspan="2" style="text-align:center"|細川ヒデキ||冷水由紀絵、冨岡寛<br />矢向宏志、斉藤美香<br />舘崎大、マサユキ||冨岡寛
|-
|#11||銀河猫にゃぼろん||[[佐山聖子]]||高島大輔||吉田尚人、中村真悟<br />橋口隼人、児玉亮<br />直谷たかし||藤井昌宏||rowspan="4"|第4巻
|-
|#12||愛のパワーin文化祭||岡田麿里||[[宍戸淳]]||池端隆史||直谷たかし、大木良一<br />矢向宏志、児玉亮<br />佐藤誠之||冨岡寛
|-
|#13||冬の一歩手前で||伊藤美智子||玉川真人||稲本隆史||佐々木睦美||藤井昌宏
|-
|#14||イヴの窓辺とそれぞれの灯り||花田十輝||佐山聖子||池田重隆||小関雅||冨岡寛
|-
|#15||いつもの自分はどこにいる?||小柳啓伍||宮浦栗生||柴田彰久||村上雄、マサユキ<br />藤部生馬、児玉亮<br />谷口元浩||藤井昌宏||rowspan="4"|第5巻
|-
|#16||ずっと、好きでした……||伊藤美智子||二瓶勇一||黒川智之||佐々木睦美<br />堤谷典子||冨岡寛
|-
|#17||バレンタインはチョコの日よ||岡田麿里||玉川真人||池端隆史||中村真悟、熊谷勝弘<br />熊谷勝弘、舘崎大<br />直谷たかし||藤井昌宏
|-
|#18||宇宙人に初恋||鴨志田一||colspan="2" style="text-align:center"|佐藤真人||大木良一、小渕陽介<br />矢向宏志、冷水由紀絵<br />マサユキ、冨岡寛||冨岡寛
|-
|#19||住めば都のさくら荘||rowspan="2"|志茂文彦||佐山聖子||稲本隆史||渡辺亜彩美||藤井昌宏||第5.5巻
|-
|#20||この先もただいまを言うために||宮浦栗生||池端隆史||大木良一、中村真悟<br />藤部生馬、三木達也<br />直谷たかし||冷水由紀絵<br />冨岡寛||rowspan=4|第6巻
|-
|#21||誰のせいでもなく雨は降る||小柳啓伍||細川秀樹||高島大輔||千葉充、直谷たかし<br />藤部生馬、諸石康太<br />村上雄、大木良一||藤井昌宏
|-
|#22||きらめく日々を駆け抜けろ||鴨志田一||佐山聖子||黒川智之||堤谷典子、渡辺亜彩美<br />佐々木睦美、田村正文||冷水由紀絵
|-
|#23||卒業式||rowspan="2"|岡田麿里||いしづかあつこ||池端隆史||大木良一、宮本佐和子<br />谷口元浩、児玉亮<br />藤部生馬、熊谷勝弘<br />千葉充、矢向宏志||rowspan="2"|藤井昌宏
|-
|#24||さくら荘へようこそ||宮浦栗生||いしづかあつこ||直谷たかし、村上雄<br />千葉充||第6巻、第7巻
|}
 
=== 放送局 ===
{| class="wikitable" style="font-size:small" border="1"
|+テレビ放送
|-
!放送地域!!放送局!!放送期間!!放送日時!!放送系列!!備考
|-
|[[東京都]]||[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]||rowspan="3"|[[2012年]][[10月9日]] - [[2013年]][[3月26日]]||火曜 0:30 - 1:00(月曜深夜)||rowspan="2"|[[全国独立放送協議会|独立局]]||
|-
|[[神奈川県]]||[[テレビ神奈川|tvk]]||火曜 1:00 - 1:30(月曜深夜)||
|-
|[[広域放送|近畿広域圏]]||[[MBSテレビ|毎日放送]]||火曜 2:20 - 2:50(月曜深夜)||[[Japan News Network|TBS系列]]||'''製作委員会参加'''
|-
|[[愛知県]]||[[テレビ愛知]]||rowspan="2"|2012年[[10月10日]] - 2013年[[3月27日]]||水曜 2:05 - 2:35(火曜深夜)||[[TXN|テレビ東京系列]]||
|-
|[[大韓民国|韓国全域]]||[[ANIPLUS]]||水曜 23:30 - 木曜 0:00||CS放送<br />[[インターネットテレビ|ネット配信]]||リピート放送あり<br />[[朝鮮語|韓国語]]字幕あり
|-
|rowspan="2"|[[全国放送|日本全域]]||rowspan="2"|[[アニマックス]]||2012年[[10月12日]] - 2013年[[3月29日]]||金曜 22:00 - 22:30||rowspan="2"|[[アニメ専門チャンネル一覧|アニメ専門]][[日本における衛星放送|BS/CS放送]]||'''製作委員会参加'''<br />リピート放送あり
|-
|2012年[[10月13日]] - 2013年[[3月30日]]||土曜 22:30 - 23:00||無料放送枠<ref group="注">[[スカパー! (東経110度BS・CSデジタル放送)|スカパー!]]([[日本における衛星放送|BS放送]])、[[スカパー!プレミアムサービス]]、[[スカパー!プレミアムサービス光]]にて。</ref>
|}
{| class="wikitable" style="font-size:small;" border="1"
|+インターネット放送
|-
!放送地域!!放送局!!放送期間!!放送日時!!放送系列!!備考
|-
|rowspan="5"|日本全域||[[Rakuten TV#ShowTime|ShowTime]]||rowspan="3"|2012年[[10月15日]] - 2013年[[4月1日]]||月曜 12:00 更新||rowspan="5"|ネット配信||第1話は2週間無料、<br />第2話以降は1週間無料
|-
|[[ニコニコ生放送]]||月曜 22:30 - 23:00||
|-
|[[ニコニコチャンネル]]||月曜 23:00 更新||第1話は2週間無料、<br />第2話以降は1週間無料
|-
|[[PlayStation Store]]||2012年[[10月17日]] - 2013年[[4月3日]]||水曜 夕方 更新||
|-
|[[バンダイチャンネル]]||2012年[[10月29日]] - 2013年[[4月15日]]||月曜 更新||
|}
 
=== Blu-ray / DVD ===
{| class="wikitable" style="font-size:small" border="1"
!rowspan="2"|巻!!rowspan="2"|発売日!!rowspan="2"|収録話!!colspan="2"|規格品番
|-
! Blu-ray !! DVD
|-
| Vol.1||[[2013年]][[1月30日]]||第1話 - 第3話||ZMXZ-8271||ZMBZ-8281
|-
| Vol.2||2013年[[2月27日]]||第4話 - 第6話||ZMXZ-8272||ZMBZ-8282
|-
| Vol.3||2013年[[3月27日]]||第7話 - 第9話||ZMXZ-8273||ZMBZ-8283
|-
| Vol.4||2013年[[4月24日]]||第10話 - 第12話||ZMXZ-8274||ZMBZ-8284
|-
| Vol.5||2013年[[5月29日]]||第13話 - 第15話||ZMXZ-8275||ZMBZ-8285
|-
| Vol.6||2013年[[6月26日]]||第16話 - 第18話||ZMXZ-8276||ZMBZ-8286
|-
| Vol.7||2013年[[7月24日]]||第19話 - 第21話||ZMXZ-8277||ZMBZ-8287
|-
| Vol.8||2013年[[8月28日]]||第22話 - 第24話||ZMXZ-8278||ZMBZ-8288
|}
 
== WEBラジオ ==
『'''さくら荘のペットなラジオ'''』のタイトルで、2012年[[9月29日]]から2013年[[3月23日]]まで[[超!A&G+]]で配信された。[[アニメイトTV]]でも[[10月6日]]から配信された。いずれも隔週土曜日配信。パーソナリティは[[茅野愛衣]](椎名ましろ 役)、[[高森奈津美]](上井草美咲 役)。
 
== 多数決ドラマ ==
{{main|多数決ドラマ#第2弾}}
{{See also|青春ブタ野郎シリーズ#多数決ドラマ}}
 
== ゲーム ==
; さくら荘のペットな彼女
: 2013年2月14日発売。[[PlayStation Vita|PS Vita]] / [[PlayStation Portable|PSP]]用ソフト。ジャンルは[[シミュレーションゲーム|ゲーム制作シミュレーション]]×[[恋愛ゲーム (ゲームジャンル)|恋愛アドベンチャー]]。
: 開発は熱中日和、発売元は[[角川ゲームス]]、企画・製作は[[アスキー・メディアワークス]]。
;[[嫁コレ]]
: スマートフォン用ゲームアプリで、2013年7月5日に椎名ましろ、2013年7月19日に青山七海、2013年8月13日に上井草美咲のボイス付きカードが配信された。
; [[電撃文庫 FIGHTING CLIMAX]]
: 2014年3月18日から稼働している[[アーケードゲーム]]。ジャンルは[[対戦型格闘ゲーム|2D対戦格闘]]。
: 開発は[[エコールソフトウェア]]と[[フランスパン (同人サークル)|フランスパン]]、発売元は[[セガ]]。
: 電撃文庫のキャラクターが登場する格闘ゲームで、本作からはサポートキャラクターとして椎名ましろが登場する。
 
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{Reflist|group=注}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
* [[青春ブタ野郎シリーズ]] - 鴨志田一の小説作品。本名は未公開であるが、『さくら荘のペットな彼女』の登場人物と思しきキャラクターがカメオ出演している。また、由比ヶ浜かんなの著作が頻繁に登場している。
 
== 外部リンク ==
* [http://sakurasou.dengeki.com/ 『さくら荘のペットな彼女』原作公式サイト] - [[アスキー・メディアワークス]]
* [http://sakurasou.tv/ 『さくら荘のペットな彼女』アニメ公式サイト]
* [http://www.mbs.jp/sakurasou/ さくら荘のペットな彼女 番組サイト] - [[MBSテレビ|毎日放送]]
* [https://web.archive.org/web/20121004082205/http://www.animax.co.jp/program/NN10001389 さくら荘のペットな彼女] - [[アニマックス]]
* [http://d-game.dengeki.com/sakurasou/ さくら荘のペットな彼女 PS Vita/PSPゲーム公式サイト]
* {{Twitter|sakurasou_tv}}
* [http://dengekibunko.jp/title/niconico-drama/ 多数決ドラマ]
 
{{前後番組
|放送局= [[MBSテレビ|毎日放送]]
|放送枠= [[アニメシャワー#「アニメシャワー」・木曜深夜以外での放送作品|月曜26:20枠]]
|番組名= さくら荘のペットな彼女
|前番組= [[ココロコネクト]]<br />([[UHFアニメ]])
|次番組= [[COUNT DOWN TV]]<br />(25:39 - 26:25、[[TBSテレビ|TBS]]製作)
----
[[やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。]]<br />(26:25 - 26:55、TBS製作)
|2放送局= [[アニマックス|BSアニマックス]]
|2放送枠= ノンスクランブル 土曜22:30枠
|2番組名= さくら荘のペットな彼女
|2前番組= [[TARI TARI]]
|2次番組= [[惡の華]]
}}
{{J.C.STAFF}}
{{いしづかあつこ監督作品}}
{{アニメシャワー}}
{{Lit-stub}}
{{DEFAULTSORT:さくらそうのへつとなかのしよ}}
 
[[Category:電撃文庫]]
[[Category:2010年の小説]]
[[Category:高等学校を舞台とした小説]]
[[Category:集合住宅を舞台とした小説]]
[[Category:漫画作品 さ|くらそうのへつとなかのしよ]]
[[Category:電撃G's magazineの漫画作品]]
[[Category:電撃G'sコミック]]
[[Category:高等学校を舞台とした漫画作品]]
[[Category:集合住宅を舞台とした漫画作品]]
[[Category:ゲーム開発を題材とした作品]]
[[Category:ドラマCD]]
[[Category:アニメ作品 さ|くらそうのへつとなかのしよ]]
[[Category:2012年のテレビアニメ]]
[[Category:毎日放送の深夜アニメ]]
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[[Category:J.C.STAFF]]
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[[Category:集合住宅を舞台としたアニメ作品]]
[[Category:PlayStation Portable用ソフト]]
[[Category:PlayStation Vita用ソフト]]
[[Category:アスキー・メディアワークスのゲームソフト]]
[[Category:角川ゲームスのゲームソフト]]
[[Category:2013年のコンピュータゲーム]]
[[Category:シミュレーションゲーム]]
[[Category:恋愛アドベンチャーゲーム]]
[[Category:高等学校を舞台としたコンピュータゲーム]]