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→‎分類: 長期保存での虫付き素麺珍重や油分酸化風味損なう、無根拠の俗説を除去し、三輪・揖保乃糸業者団体の賞味期限見解記述
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[[日本農林規格]](JAS規格)の『[[#乾めん類品質表示基準|乾めん類品質表示基準]]』では、機械麺の場合、素麺の麺の太さは直径1.3mm未満とされている。これより太い直径1.3mm以上1.7mm未満は[[ひやむぎ]](冷麦)、1.7mm以上は[[うどん]](饂飩)と分類される。手延べ麺の場合は、素麺もひやむぎも同基準であり、めん線を引き延ばす行為のすべてを手作業により行っているなどの条件を満たしたものが、太さに合わせて、それぞれ「手延べ素麺」、「手延べひやむぎ」、「手延べうどん」とされる。
 
乾麺のものは保存性はよいが、他の麺に比べて[[タバコシバンムシ]]などの[[虫害|虫がつき]]やすく、保存には注意が必要である。長期間保存され油分が抜けるとサラサラとした口当たりになり食味が増す。手延べ素麺の賞味期限は多くの業者が3年6ヵ月として、虫がつくほど保存したとの意味でいる<ref>[https://www.miwasoumen-kumiai.com/faq/ 三輪素麺工業協同組合HP虫つき三輪素麺の豆知識と称し珍重される場合もある。これについては][http://www.ibonoito.or.jp/feature/storage.html 兵庫県手延素麺協同組合HP「揖保乃糸油分が長期保存によって酸化され、むしろ風味を損なう{{要出典範囲|とする意見もある|date=2017特色」]20191182023 (月) 14:45 (UTC)}}閲覧</ref>
 
生麺・茹で麺等については『[[#生めん類の表示に関する公正競争規約|生めん類の表示に関する公正競争規約]]』で、「この規約で「うどん」とはひらめん、ひやむぎ、そうめんその他名称のいかんを問わず小麦粉に水を加え練り上げた後製麺したもの、または製麺した後加工したものをいう」となっている。この規約上「素麺」は「うどん」に分類されており、狭義では生麺・茹で麺タイプの素麺はうどんの一種とも解釈できる。しかし別項にて「一般消費者に誤認されない名称に替えることができる」となっているため、それにより「素麺」の名を使用することも認められており、『[[#生めん類の表示に関する公正競争規約|生めん類の表示に関する公正競争規約]]』では一部特産品を除き太さに関する具体的な数値による基準や形状に関する具体的な規定を設けていないため、「素麺」、「ひやむぎ」、「細うどん」等は製造・販売業者にて見た目の形状による判断や意向等により、一般消費者に誤認されない範囲で自由に選択して名付けられる。そのため、この規約に沿った生麺・茹で麺タイプの素麺が実際に製造・販売されている。[[シマダヤ]]「流水麺そうめん」、[[サン食品]]「チャンプルーの麺(そうめん)」などがその例である。
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=== 節麺(バチ) ===
[[節麺]](ふしめん)は素麺を作る際の[[副産物]]で、棒で延ばすときに棒にかかる曲線部分を切り分けたものをいう。直線部分が正規の商品である素麺となる。節麺は、素麺節(そうめんふし)、[[切り落とし]]と呼ぶ地域もある。[[兵庫県]]では、その形が[[三味線]]の[[バチ]]に似ている事から「バチ」と言い、広く親しまれている。[[神戸市]]では、バチを[[吸い物]]にいれた「バチ汁」が[[給食]]として出されている。材料は素麺と同じであるが、幅があり、曲がりの部分は[[パスタ]]の[[コンキリエ]]に少し似たような立体をしているので、[[JAS規格]]の素麺には当たらない。太さがあるので、ゆでても[[塩分]]が残り、食感も違うので、素麺とは違う風味がある。鍋料理と煮込んだり、[[みそ汁]]の具にするなどの使い方が多い。
 
== 食べ方 ==
=== 冷やし ===