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== 概要 ==
[[爬虫類]]、[[魚類]]や[[昆虫]]などが代表として挙げられる。ただし、変温動物と恒温動物の体温調節能力は連続的・段階的であり、厳密に2分類できるものではない。たとえば[[ミツバチ]]では密集して飛翔筋を運動させることで熱を発生させ、[[巣]]の温度を調節することでほぼ一定の体温を保つことができる。魚類では[[マグロ]]や[[カジキ]]等が[[奇網]]と呼ばれる特殊な血管構造によって高い体温と運動能力を確保している。これらは恒温動物とされることも変温動物とされることもある。また、[[ハチドリ]]、[[カッコウ]]、[[ナマケモノ]]、[[ハダカデバネズミ]]のように
詳しくは[[恒温動物]]を参照。
== 変温動物の体温 ==
変温動物は、[[恒温動物]]のように自力で体温を安定的に保つことができず、外気温や水温などに体温が影響を受けやすい動物と考えられる。体温調節のために自身で能動的に産熱するのではなく日光などの外部の熱エネルギーを利用する。
しかし、変温動物だからと言って、[[呼吸]]により発熱しないわけではない。筋肉や神経組織の活動などにより、周囲の温度よりは高い体温をもつ場合が普通である。
変温動物は必要がないときは外気温と同程度の体温でいるため、エネルギー消費はかなり少ない。また、体温が多少変動しても正常な活動ができる能力があるということでもある。これに対して、多くの[[恒温動物]]の体温は下げられず、常に安定した体温を維持し続ける。それによって行動能力を高く維持できるが多量の餌を消費するリスクを負う。
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