「松本空港」の版間の差分

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*[[2015年]](平成27年)3月 福岡便複便化。
*[[2018年]](平成30年)8月 フジドリームエアラインズにより[[札幌飛行場|札幌丘珠空港]]への夏季季節便が運航。
*[[2019年]](令和元年)10月 神戸便運行開始(予定)
 
=== 開港からジェット化までの地道な発展 ===
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運用時間が8時間と短いことが利便性を損ねているとの指摘がある。運用時間延長に関しては2006年に地元との合意はできたものの、実施時期は未定である。
 
ただし特別な事情がある場合は運用されることがある。一例として1999年2月28日、日本初の[[脳死]]患者からの[[肝移植]][[信州大学医学部附属病院]]で行われた際、[[高知県]][[高知赤十字病院]]から肝臓を運ぶ際、[[高知空港]]から当空港まで特別チャーター機が運航された。チャーター機の当空港着陸時間は運用時間を超過していたが、人命がかかっている特別な措置として地元住民代表が運用を了承した。肝臓と摘出チームは当空港より[[名古屋飛行場|名古屋空港]]まで長野県の消防防災ヘリコプターで移動、名古屋空港より民間のチャーター機に乗り換え高知まで移動。高知にて摘出手術を終えたあと高知空港より当空港までチャーター機にて移動した。当空港からパトカーの先導の元信州大学医学部附属病院に20時過ぎに到着した。(当時まだドクターヘリは運用されていなかった)<ref>https://www.shinmai.co.jp/feature/noushi/1999/99030103.htm</ref>
 
1998年度をピークに利用客が減少しているため、航空会社はいくつかの路線を廃止している。長野県は「松本空港活性化検討委員会」を発足させ、愛称を「信州まつもと空港」と定めるなどして、利用客の拡大に努めているものの、現在のところ目立った成果はみられない。
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また2019年には国際チャーター便が2018年度の35便を上回り、県の2019年度の目標である50便を超える過去最多の62便の運航が予定され、うち38便は[[大韓民国|韓国]][[コリアエクスプレスエア]]が運航し、[[金浦国際空港]]との間を[[エンブラエル ERJ 145]]型機を用い、6月5日〜28日、7月10日〜26日の毎週水、金、日曜日に運航される予定<ref>{{Cite web|title=松本空港と韓国・金浦国際空港 往復計38便就航 本年度国際チャーター便 目標50便突破へ {{!}} 信濃毎日新聞[信毎web]|url=https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190604/KT190603ATI090015000.php|website=信毎web|accessdate=2019-07-06|language=ja}}</ref>であったが、その後の報道によると6月中の22便のうち4便で利用客が集まらず<ref>{{Cite web|title=松本―韓国のチャーター便6便が運航中止 利用低迷が影響か {{!}} 信濃毎日新聞[信毎web]|url=https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190712/KT190711ATI090008000.php|website=信毎web|accessdate=2019-07-21|language=ja}}</ref>、その後コリアエクスプレスエア社より「チャーター便の契約者との間に生じた問題を解決できなかった」との連絡があり7月の16便の運航予定は全便中止された。これにより2019年6月末の段階での国際チャーター便実績は42便に留まった。<ref>{{Cite web|title=松本―韓国 国際チャーター便 新たに10便運航中止 {{!}} 信濃毎日新聞[信毎web]|url=https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190717/KT190716ATI090020000.php|website=信毎web|accessdate=2019-07-21|language=ja}}</ref>
 
2019年7月5日、FDAは[[神戸空港]]への10月27日からの新規就航を発表<ref>{{Cite web|url=https://www.fujidream.co.jp/company/press/doc/190705_3.pdf|title=神戸空港への新規乗り入れ(予定)について|accessdate=2019-07-05|publisher=フジドリームエアラインズ|format=pdf}}</ref>し、松本 - 神戸線の定期便の運航を検討していることが報道された<ref>{{Cite web|title=松本―神戸間、FDAが定期便を検討 {{!}} 信濃毎日新聞[信毎web]|url=https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190705/KT190704ATI090033000.php|website=信毎web|accessdate=2019-07-06|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|title=神戸への新規路線 来月上旬にも決定 FDA {{!}} 信濃毎日新聞[信毎web]|url=https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190706/KT190705ATI090022000.php|website=信毎web|accessdate=2019-07-06|language=ja}}</ref>。その後8月21日、正式に松本 - 神戸線の就航がJALとのコードシェアを行うことと合わせて発表された。<ref>{{Cite web|url=https://www.fujidream.co.jp/company/press/doc/190821_8.pdf|title=FDA×JAL 神戸空港発着のコードシェア路線を新設|accessdate=2019-08-27|publisher=フジドリームエアラインズ}}</ref>
 
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=== 今後 ===
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=== 旅客ターミナルビル・貨物ビル ===
滑走路の延長にあわせて整備され、1994年7月26日に供用を開始した。鉄筋コンクリート造地上2階建(一部3階建)で、延床面積は3,483平方メートル<ref name="">{{Cite web |url=http://www.matsumoto-airport.co.jp/outline/index.htm |title=ターミナルビルの概要 |work=会社概要 |format= |publisher=松本空港ターミナルビル |accessdate=2018-05-15}}</ref>。[[ボーディングブリッジ]]1基を備え、1階にはチケットカウンターと到着ロビー、[[井上 (百貨店)|井上百貨店]]が運営する売店「井上エアポート店」、2階に出発ロビーと搭乗待合室、売店「四季の味蔵」(搭乗待合室の中にもあり、そちらは出発前のみ営業)、食堂「レストラン城下町」、喫茶「クワトロクオーレ松本空港店」、3階に送迎デッキがある。このほか、面積232平方メートルの貨物ビルがある。いずれも運営は、[[長野県]]、[[日本航空]]などが出資する松本空港ターミナルビル株式会社が行っている<ref>{{Cite web |url=https://www.pref.nagano.lg.jp/gyokaku/kensei/soshiki/soshiki/gaikaku/documents/120723-1-m.pdf |title=松本空港ターミナルビル(株)の概要 |work= |format= |publisher=長野県 |accessdate=2018-05-15}}</ref>。
 
=== 拠点機関等 ===