「オートハープ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
→‎概要: コンサーティーナの開発者との関係
7行目:
オートハープは、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]では[[ブルーグラス]]と[[フォークソング|フォーク]]の楽器として使用されてきた。おそらく、最も有名なのは The Carter Family の Maybelle Carter と Sara Carter によって使用されたことである。オートハープはリズム楽器として演奏するのを学ぶのは比較的簡単である。しかし、メロディー楽器としてより打ち込んでいる演奏者に大きな報酬をもたらしている。
 
オートハープの起源に関する議論がある。Charles F.Zimmermannという名前の[[フィラデルフィア]]のドイツ移民<ref>ドイツで「[[コンサーティーナ#カールスフェルト・コンサーティーナ|カールスフェルト・コンサーティーナ]]」を開発した演奏家兼楽器製造業者、カール・フリードリヒ・ツィンマーマンと同一人物。</ref>は、1882年にある楽器の設計の特許を取得した。それは、演奏中に特定の弦の音を消すためのメカニズムを含んでいた。彼は発明を「オートハープ」と命名した。後のオートハープと異なり、その楽器の形状は対称で、垂直に動く弦に対してフェルトを支えるバーが水平に動いた。 Zimmermannが今までにこの初期設計の楽器を商業的に生産したか否かは知られていない。ドイツ、マルクノイキルヒェンのKarl August Gütterは、今日演奏されているオートハープと最も類似している「Volkszither」と呼んだモデルを作った。 Gütterは1883-1884頃、彼の楽器に対するイギリス特許を取得した。 Zimmermannはドイツへの訪問から戻った後、1885年にGütter設計の生産を始めたが、彼自身の設計の[[特許]]と覚え易い名前でも生産を始めた。Gütterの楽器は非常にポピュラーになったため、Zimmermannは発明者としてしばしば間違われた。
 
現在のオートハープは36本または37本の弦を有している。しかし、48本もの弦を有する例もいくつかある。それらは[[全音階]](1、2または3キーモデル)か[[半音階]]で張られている。オートハープはしばしばリズム楽器として考えられるが、近代的なプレーヤーは明確なメロディーを出す能力に非常に長けている。ダイアトニックプレーヤーは、個々の弦をとても正確にピッキングしている間にダンパーボタンを「ポンピング」するオープンコード(open-cording)テクニックを使用することによって、バイオリン曲を挑戦的な速度まで演奏することができる。