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{{otheruses}} '''環境'''(かんきょう)は、広義においては[[人間|人]]、[[生物]]を取り巻く[[家庭]]・[[社会]]・[[自然]]などの外的な事の総体であり、狭義ではその中で人や生物に何らかの影響を与えるものだけを指す場合もある。特に限定しない場合、人間を中心とする生物・[[生態系]]を取り巻く環境のことである場合が多い。
 
'''生物物理学的環境'''は、 [[生物]]または[[個体群|個体群を]]取り巻く[[生命|生物的]]および非生物的 '''環境'''であり、その結果それらの生存、発達および[[進化|進化に]]影響を与える要因を含む <ref>{{Cite web|author=Biology online|title=''Environment. Definition''|url=http://www.biology-online.org/dictionary/Environment|accessdate=2012-03-15}}</ref> 。生物物理学的環境は、 [[微視的]]から地球規模の規模で規模が異なり得る。 その属性に応じて細分化することもできます。 例としては、 [[大洋|海洋環境]] 、 [[大気圏|大気環境]] 、 [[大気圏|地球環境]]などがある <ref>{{Cite book|last=Kemp|first=David Walker|author-link=|title=Environment Dictionary|publisher=[[Routledge]]|year=1998|location=London, UK|pages=|url=|doi=|id=|isbn=}}</ref> 。各生物がそれ自身の環境を持っていることを考えると、生物物理学的環境の数は無数にある。
 
''[[wiktionary:environment|環境]]''という用語は、 [[ヒト|人類]]に関連した単一の地球環境、または英国の環境庁などの地域の生物物理学的''[[wiktionary:environment|環境]]''を指すことがあります。
 
環境は我々を取り巻き、我々に対して存在するだけでなく、我々やその生活と係わって、安息や仕事の条件として成り立つ。また狭義の環境については、人間が生産と消費の活動によって[[汚染]]し、[[破壊]]するという関係性の中で大きな環境問題になってきた。
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[https://core.ac.uk/download/pdf/144445317.pdf 日本における用語 「環境」 の導入過程](早田宰 - 早稲田社会科学総合研究, 2003)によると、環境は「environment」の訳語として、全国高女協会理事長で大日本優生会の創始者でもある市川源三が、1900年に「パーカー氏統合教授の原理」初出でそれ以前は、「environment」の訳語として「環象」「外界」などが使用されている。
 
長沼美香子の[https://researchmap.jp/?action=cv_download_main&upload_id=12039 「環境」をめぐる言語的「メタ環境」:翻訳語と文法的比喩]によると、大正11(1922)11(1922年)に初版が出された『齋藤英和辭典』には environment の訳語として「環境」が登場してくる。[[レイチェル・カーソン]](Rachel Carson)が Silent Spring を世に問うたのが 1962 年である。そして、その邦訳が 2 年後に日本で出版されている。この翻訳書は、1964 年に刊行された青樹簗一訳『生と死の妙薬』である。その後、文庫本としてタイトルが『[[沈黙の春]]』と改題され、この短い段落で、surrounding が 2 回、environment が1 回使用されているが、すべて「環境」と訳出されている。
 
1961年設立の環境開発センターにすぐに入所した[[田村明]]は「浅田孝の戦略」《都市計画家 Planners No.14》 1997 p.7で「単に建物をつくる、道路をつくるのではなく、より良い環境を創るといった意味で当時としては 極めてユニークだった『環境』という言葉を使っています。環境という言葉は当時は環境衛生程度の理解しか一般的にはなかった頃のことです。『随分、し尿処理会社と間違えられたよ』と浅田さんは言っていました。」と答えている。
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== 関連する研究 ==
[[ファイル:20120623_Sqwiki_the_Squirrel_at_Wiknic.JPG|サムネイル| 公共公園の生態系には、野生生物に餌をやる人間が含まれることがよくあります。 ]]
[[環境学|環境科学]]は生物物理学的環境内の相互作用の研究です。 この科学分野の一部は[[環境負荷|、環境に対する人間の活動]]の[[環境負荷|影響の]]調査[[環境負荷|です]] 。 [[生態学]] 、生物学の下位分野、および環境科学の一部は、人間の環境への影響の研究として誤っていることがよくあります。 環境研究は、人間と彼らの環境との相互作用の体系的な研究である、より広い[[学問|学問分野]]です。 それは[[自然環境]] 、 [[建造環境|造られた環境]]および[[社会環境|社会的環境]]を含む広い研究分野である。
 
関連する研究の一つは、生物物理学的環境を研究するために地理情報科学を採用することを含む。 <ref>Deng, Y. X., and J. P. Wilson. 2006. “The Role of Attribute Selection in GIS Representations of the Biophysical Environment”. ''Annals of the Association of American Geographers'' 96 (1). [Association of American Geographers, Taylor & Francis, Ltd.]: 47–63. {{JSTOR|3694144}}.</ref>
 
== 様々な用法 ==
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|wikiversity=Category:環境
}}
 
 
* [[公害]]
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* [[環境負荷]]
 
* 状況に応じた[[生物物理学]]
* 保全トピックス一覧
* [[環境問題|環境問題一覧]]
* [[環境問題関連の記事一覧|環境トピック一覧]]
 
== 脚注 ==
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* 門脇仁 [https://books.google.co.jp/books?id=1KDbRm1KM-AC&printsec=frontcover&hl=ja#v=onepage&q&f=false ポケット図解最新環境問題の基本がわかる本] 秀和システム
* 才木義夫 [https://books.google.co.jp/books?id=54x7pTXVhG8C&printsec=frontcover&hl=ja#v=onepage&q&f=false 地球環境を守るために] Kanagawa-shimbun
* {{Cite book|last=Miller|first=G. Tyler|author-link=|title=Environmental science|publisher=[[Cengage Learning#Brands.2Fimprints|Wadsworth]]|year=1995|location=California|pages=|url=|doi=|id=|isbn=0-534-21588-2}} <bdi> {{Cite book|last=Miller|first=G. Tyler|author-link=|title=Environmental science|publisher=[[Cengage Learning#Brands.2Fimprints|Wadsworth]]|year=1995|location=California|pages=|url=|doi=|id=|isbn=0-534-21588-2}} </bdi> {{Cite book|last=Miller|first=G. Tyler|author-link=|title=Environmental science|publisher=[[Cengage Learning#Brands.2Fimprints|Wadsworth]]|year=1995|location=California|pages=|url=|doi=|id=|isbn=0-534-21588-2}}
* {{Cite journal|last=McCallum|first=Malcolm L.|last2=Gwendolynn W. Bury|title=Google search patterns suggest declining interest in the environment.|journal=Biodiversity and Conservation|DOI=10.1007/s10531-013-0476-6}}
 
== 外部リンク ==