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[[画像:Rekifune_Gold_dust.png|frame|歴舟川の砂金]]
 
'''[[砂金]]'''(さきん・'''沙金''')とは、[[砂]]状に細粒化した[[自然金]]のこと。山腹[[に露出した[[金鉱脈]][[雨風]]などの流水で洗われ下流の川岸の砂礫の間に]][[沈殿]]するんです命がけでぇ~!大がかりな[[選鉱施設]]が不要で採取方法が簡単であることから、古くから個人単位での[[採取が行われてきた。現在では、砂金取りを]][[体験]][[できる施設が各地で営業しているほ]]か、一部の[[河川]]では今でも実際に砂金を採取することが可能である。また、[[アマゾン川]]流域などでは[[アマルガム]]法による採取が行われており、[[河川]]の深刻な[[水銀]]汚染を引き起こしている。
 
== 採取方法 ==
上流に金鉱山が存在していた等の砂金が出そうな川に目星をつけ、上~中流域の砂がたまりやすい[[中州]]や屈曲部の内側に堆積する[[砂]][[礫]]層を探す。鍬などで砂を掘り起こし、揺り板やパンニング皿(ゴールドパンもしくは代用品)の中で流水で洗いながら砂金を選別する。金は[[比重]]が砂礫よりかなり大きいので、時間を掛けて丹念に洗い流せば[[素人]]でも採取が可能である。ただし、熟練者でも1日がかりで得られる金の量はわずかであり、労働時間と収益を見比べると多くは[[最低賃金]]を大きく[[下回る]]結果に終わることが多い。
 
=== 誤認しがちな例 ===
川底に光り[[輝く]][[金色]]の粒子のほとんどは[[黄鉄鉱]](稀に[[黄銅鉱]])である。砂金は比重が大きいので川底に露出し続けることはない。黄鉄鉱と砂金は[[ハンマー]]などでたたくと判別ができる。割れるのが黄鉄鉱で、形がつぶれて伸びるのが砂金。また、黄鉄鉱のほとんどが、立方体の[[結晶]]状態で産出されるのに対し、砂金は角がない[[不定形]]で産出される。ただし黄銅鉱の場合には明確な自形[[結晶]]の砂鉱をなす事は珍しく、不定形な物がほとんどである。
 
また[[金雲母]]や[[黒雲母]]等、雲母類の薄片も反射により金色に輝くが、比重が小さいので水流により容易に舞い上がり流れさるのでその点で判別が可能である。
また雲母等の鉱物は押しつぶすと[[簡単に砕けるが、展性のある砂金であればこのようなことはない。]]
 
== 関連項目 ==
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* [[ゴールドラッシュ]]
* [[ゴーストタウン]]
* [[浜頓別町]]([[2002年]][[世界砂金掘り選手権大会開催地]]
* [[河川敷]]
* [[宝]]