「仮面ライダーWの登場キャラクター」の版間の差分

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: 10年前にミュージアムによってすべての記憶を消されたうえ、組織に幽閉されながらガイアメモリの開発に携わっていたが、1年前の「ビギンズナイト」で翔太郎と荘吉に救出された。「フィリップ」は荘吉が[[フィリップ・マーロウ]]にちなんで付けた名前であり<ref group="注">『MOVIE大戦2010』の『ビギンズナイト』で判明。その旨が描かれる『風都探偵』第53話でも、荘吉に「俺の大好きな男の中の男の名前さ」と説明されている。</ref>、それと同時に荘吉から生き方を教わったことにより、翔太郎と共に「2人で1人」の私立探偵と仮面ライダーを務める。
: 「'''[[仮面ライダーW#世界設定・用語|{{読み仮名|地球|ほし}}の本棚]]'''」に検索をかけることで、あらゆる知識・技術・体術などの取得・実践を可能とする特殊能力の持ち主。故に探偵業においては、翔太郎が外部調査で収集した情報をキーワードとし、検索によって事件の全貌を解明する役割を担う。
: 翔太郎とは対照的にマイペースかつクールな性格だが、幅広く深い知識を持つ一方で常識や既成概念に疎く、一度検索を始めると終了するまで周囲がいっさい目に入らなくなる<ref group="注">『小説 仮面ライダーW』や『風都探偵』では、これらを自分の欠点として自覚しているセリフがあ。</ref>。その一方、一度検索の完了した知識にはほとんど関心を示さず、その興味の対象は日々変化する。当初は知識・データのみを重視することが多かったが、翔太郎と共に探偵業を行ううち、仲間のピンチには自身の危機もかえりみずに戦線に立つなど、理屈を超えた感情面での行動を見せるようになり、特に翔太郎に対しては唯一無二のパートナーとして絶対的な信頼を寄せるようになる。
: 街のアイドル園咲若菜の熱烈なファンであり、飽きっぽいフィリップが唯一飽きずかつ理論抜きの個人的な視点で捉えている相手でもある。
: 正体は園咲家の長男にして末子の'''{{読み仮名|園咲 来人|そのざき らいと}}'''であり、12年前にミュージアム中枢の「ガイアゲート」にて転落死している。現在のフィリップは、「地球の本棚」の力によって肉体が来人のデータから再構成された存在である。物語終盤までは「地球の本棚」にも自身の記憶・園咲に関する項目は削除されていたりロックがかけられており、自分の出自や正体を探ることができなかった。真実を知った後は、憧れの存在で姉であった若菜とも敵対することになるものの、園咲家全体を救い出す覚悟を決めて戦う。