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プレクトラムは通常ごく僅かに上方向に角度をつけて取り付けられ、弦の下ぎりぎりの位置に設置される。歴史的にはプレクトラムは[[ワタリガラス]] (raven) などの鳥の羽軸で作られていたが、現代では保守が容易な[[デルリン]]製のプレクトラムを用いる場合も多い。
 
プレクトラムが弾く弦の箇所(プラッキング・ポイント)は音質を決定する重要な要素であり、ナット(図1-5、手前側にあるブリッジと共似た弦の振動長を決定する構造)からの距離で示される。ナットに近い位置で弦を弾くと[[倍音]]が強調され、「鼻にかかった」音色となる。一般にプラッキング・ポイントの距離は低音域に向かって漸増するが、弦の振動長(ナット-ブリッジ間距離)に対する比率は減少する。
 
図3