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==概要==
音便とは、単語中の1音(1音節)が別の音に変化する現象である。当該の仮名自体の読みが変化したわけではなく、砕けた発音の新語形の発生を意味する。
 
変化後の音が「'''ウ'''」 「'''イ'''」 「'''ン'''」 「'''ッ'''」であるものを、それぞれ、'''ウ音便'''、'''イ音便'''、'''撥音便'''、'''促音便'''と呼んでいる。語頭に現れることはなく、'''語中'''または動詞や形容詞の'''活用語尾'''にのみ起こる。音便化が生じても、[[モーラ]]の長さは保存される<ref>ただし、何もないところに「ウ」音が生じた例(「設く マク → マウク」など)をウ音便と呼ぶ場合がある。</ref>。