「亀の調教師」の版間の差分

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== 反響 ==
歴史学者のエテム・エルデム<ref>[[:tr:Ethem Eldem|Ethem Eldem]]は、オスマン・ハムディ・ベイの父イブラヒム・エテム・パシャの曾孫</ref>によると、現在のトルコではこの絵画は見る者の政治的立場によって異なる解釈がなされている。保守派はこの絵を[[オスマン帝国]]の美と品格をこの絵に見る。一方、新しい[[ムスタファ・ケマル・アタテュルク|ケマル]]主義者にとって亀は近代化を強制される保守派を象徴しており、この絵は「停滞の肖像」である<ref name="Voss" />。
 
1992年にTV事業者のエロル・アスコイがこの絵画を70万[[アメリカ合衆国ドル|ドル]]で購入した。当時トルコ人画家の描いた作品としては最高価格だった<ref name="Zaman" />。2004年12月12日、オークションにかけられ、今度は350万ドルの価格がついた。{{仮リンク|イスタンブール近代美術館|en|İstanbul Modern}}との競り合いの後<ref name="Shaw72" />、「スナおよびイナン・クラチ財団」が、彼らが個人で所有するペラ美術館のために落札した<ref name="Zaman" />。2009年には2番目の絵画が、1860年から1930年のトルコ絵画の展覧会で私的に展示された<ref name="Zaman" />。