「旭富士正也」の版間の差分
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=== 親方として ===
引退後、四股名の「旭富士」を年寄名として[[年寄名跡#一代年寄|5年期限の年寄]]を襲名。その後、若いころから目をかけてくれた同じ青森県出身で同じ一門の[[安治川 (相撲)|安治川]]親方（元[[関脇]][[陸奥嵐幸雄|陸奥嵐]]）が病気を理由に廃業する意向を示したことから、引退相撲の後に、後継者として大島部屋から[[伊勢ヶ濱部屋|安治川部屋]]へ移籍する。[[1993年]]（平成5年）春に年寄「安治川」と安治川部屋を継承し、旭富士親方改め安治川親方となり、その後は[[陸奥北海勝昭|陸奥北海]]らを関取に育てあげた<ref name="meiretsu28"/>。
スーツ姿で指導し話題となった[[貴乃花光司|貴乃花親方]]とは対照的に、当時の安治川親方は「[[廻し]]の切り方などを実際にやって見せられるから」と40代半ばに入っても廻しを締めて稽古場に下りて稽古をつけていた。部屋を受け継いだ直後には、相撲雑誌のインタビューに答えて、陸奥北海や[[春日富士晃大|春日富士]]に稽古をつける際、どれだけ力を入れるかを「こうですね」と笑いつつ実際に動作をしてみせたこともある（春日富士に胸を出し、転がす時の方が少し力が入っている）。なお、部屋継承後の直弟子で関取の[[安美錦竜児|安美錦]]、その兄[[安壮富士清也|安壮富士]]は、彼の従兄弟の息子である。
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[[2012年]]（平成24年）[[1月30日]]の理事選挙に立候補したが、落選した<ref>実際には、投票当日に立候補辞退を申し出ている。しかし立候補届出後の辞退は認められておらず、結果として票を自らに投じることもなく獲得0票となった。</ref>。同年9月場所後、[[モンゴル]]出身の愛弟子で大関・[[日馬富士公平|日馬富士]]が第70代横綱へ昇進が決定<ref name="100retsu"/>。日馬富士も伊勢ヶ濱親方と同様横綱土俵入りは不知火型を選択。しかし指導の際、土俵入りを数度間違える日馬富士に対し「一つ一つ動作を決めないと、流れでやると決まらない。（白鵬より）時間が掛かり過ぎ、イメージして来なかったのかな。相撲を十番取る位の気迫がなければ」と辛口の評価だった。なお、同年11月場所は白鵬・日馬富士の二人共不知火型を披露したが、複数の現役横綱が不知火型を継承することは大相撲史上初めてのケース。
[[2013年]]（平成25年）[[1月31日]]、理事補欠選挙に立候補し、無投票で当選した<ref>この理事補欠選挙は、前年の[[2012年]]9月に、同じ伊勢ヶ濱一門の現職理事だった[[春日富士晃大|雷]]が不祥事で退職したことによるもの。</ref><ref>{{cite web|url=http://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/news/20130131-OYT1T01112.htm|title=伊勢ヶ浜親方、理事補選で無投票当選…相撲協会|newspaper=讀賣新聞|date=2013-01-31|accessdate=2013-02-01}}</ref>。同年2月4日の職務分掌で、大相撲[[本場所]]の[[審判]]部長に就任した。
2013年11月場所4日目に吐き気等の体調不良を訴え、日本相撲協会は胃の検査を理由に伊勢ヶ濱が千秋楽まで休場することを発表した。同場所後の12月7日に退院、体重は10kg痩せて95kgとなっていた（病名は膵炎）。退院後は通院せず薬の服用で回復に努める方針が示され、同月20日の理事会から公務に復帰した<ref>[http://www.nikkansports.com/sports/sumo/news/p-sp-tp3-20131210-1229393.html 伊勢ケ浜親方が10キロ痩せて復帰] nikkansports.com 2013年12月10日7時58分 紙面から</ref>。
[[2014年]]（平成26年）[[1月31日]]の理事選挙でも当選し、審判部長に留任となる。[[2015年]]（平成27年）[[5月27日]]には、横綱日馬富士と同じモンゴル出身の[[照ノ富士春雄|照ノ富士]]が大関昇進を果たした。
[[2016年]]（平成28年）[[1月29日]]の理事選挙で3選し、[[3月30日]]の職務分掌で、審判部長から[[本場所#春場所|大阪場所]]
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