「錬丹術」の版間の差分

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==内丹==
{{main|内丹術}}
水銀を直接使用して化学的に丹を作るのではなく、人体に存する[[五臓]]の[[気]]、または[[神 (中医)|神]][[:zh:炁|炁]]、または{{仮リンク|三宝 (道教)|label=三宝|zh|三宝 (道教)}}と呼ばれる[[精 (中医)|精]]・気・神を原料に、身体を火を起こす[[炉]](かまど)とし[[丹田]]を[[鼎]](鍋)とみなし意識と呼吸をふいごとして、自己の内に丹を煉るという発想もあった。前者の方法を外丹、後者の方法を内丹という。
 
内丹術は物理的に丹を作る外丹術から取って代わるように歴史の表舞台に登場した。内丹という語は、[[南北朝時代 (中国)|南北朝時代]]の[[天台宗]]第二祖[[衡山|南嶽]][[慧思]]の『[[立誓願文]]』に「神丹の薬を足らしめてこの願いを修め、外丹の力に藉(よ)りて内丹を修めん、衆生を安(やす)んぜんと欲して先ず自(みずか)らを安んずるなり」({{Lang|zh-tw|足神丹薬修此願 藉外丹力修内丹 欲安衆生先自安}})<ref>{{cite wikisource|立誓願文|慧思|ja|nobullet=yes}}</ref><ref>{{Cite web